青木さんの文書は、ちょっと端折られているようですね。
「M」さんご紹介 tnk000096_186.pdf の中村氏の文書では、高くても低くても温度変化が少ない場合、またF6以下なら放物面で良い。 長焦点放物面は気温が明け方に向かって下がっている途中過程で双曲面方向に変化し、放物面が維持できないため、見比べてもっともよく見えるのがカルバースタイルと中村氏は評価していた、ということは間違いないとは思います。
孤高の師がどうしてそのように考えたか、謎解きも技術史的には楽しいですね。
【神山天文台】企画展「西村製作所と中村要~反射望遠鏡にかけた夢~」
Re: 【神山天文台】企画展「西村製作所と中村要~反射望遠鏡にかけた夢~」
中村要氏が温度収差補正としてのカルバースタイルを評価していたのは間違い無いですが、
星野氏は温度補正目的でカルバースタイルに整形を行うことははなはだ実情にそわないと、中村要氏の考えを
完全否定していたということですね。
星野氏は温度補正目的でカルバースタイルに整形を行うことははなはだ実情にそわないと、中村要氏の考えを
完全否定していたということですね。