【副題:軸受けの謎3】
Mさんこんにちは、スークーです。
ウオームギヤとホイルの噛み合わせは、基本外れないと言ってよいと思います。
と言いますのは、図面では記載省略されていますが、ギヤカバー筐体に調整ネジのようなものが出ています(赤い矢印)。これでスプリングの縮まる側の制限をかけています。
このネジを抜いてしまえばスプリングがいっぱいまで縮まりますので、筐体を指でぐいっと押せば噛み合いははずれます。
制限ネジがあるということは、通常の使用で噛み合わせを外してフリーにするという役目はないと思います。
このスプリング機構はやはり、ホイルとギヤを押し付けて、バックラッシュを減らすための機構だと思います。(下手な説明ですみません)
で、このウオームギヤの軸受け部分(緑の矢印)をバラしてウオームギヤを取り出してみると、考えてもいなかった機構のとんでもない事実が判明したのですが、このお話はまた後日。
五藤光学旧学校用赤道儀の謎
Re: 五藤光学旧学校用赤道儀の謎
スークーさん こんにちは
スークー>制限ネジがあるということは、通常の使用で噛み合わせを外してフリーにするという役目はないと思います。
なるほど。
※この五藤には「通常の」クランプ機構があるようですので通常の使用時に、
※わざわざウオーム/ホイルを外したくなるとは考えにくいですよね。
※※「調整ネジのようなもの」をわざわざ別部品にして組み付けているのはなぜでしょ?
※※※他方「ユニトロン6インチ」の「噛み合わせを外し機構」は「普段使い」のようですが。
スークー>で、このウオームギヤの軸受け部分(緑の矢印)をバラしてウオームギヤを取り出してみると、
スークー>考えてもいなかった機構のとんでもない事実が判明したのですが、このお話はまた後日。
ワクワク(:-)
スークー>制限ネジがあるということは、通常の使用で噛み合わせを外してフリーにするという役目はないと思います。
なるほど。
※この五藤には「通常の」クランプ機構があるようですので通常の使用時に、
※わざわざウオーム/ホイルを外したくなるとは考えにくいですよね。
※※「調整ネジのようなもの」をわざわざ別部品にして組み付けているのはなぜでしょ?
※※※他方「ユニトロン6インチ」の「噛み合わせを外し機構」は「普段使い」のようですが。
スークー>で、このウオームギヤの軸受け部分(緑の矢印)をバラしてウオームギヤを取り出してみると、
スークー>考えてもいなかった機構のとんでもない事実が判明したのですが、このお話はまた後日。
ワクワク(:-)
Re: 五藤光学旧学校用赤道儀の謎
【副題:くぼみ付けました】
ウオーム軸受けの話はちょっと置いときまして・・・
微動ハンドル差し込み部に「くぼみ」を付けました。
ここがなぜのっぺらぼうかについては、結局今のところ真相不明なのですが、いずれにせよこのままではハンドルが滑っちまうので、こういうことにしました。
これで微動が利くようになりました。
ウオーム軸受けの話はちょっと置いときまして・・・
微動ハンドル差し込み部に「くぼみ」を付けました。
ここがなぜのっぺらぼうかについては、結局今のところ真相不明なのですが、いずれにせよこのままではハンドルが滑っちまうので、こういうことにしました。
これで微動が利くようになりました。
Re: 五藤光学旧学校用赤道儀の謎
【副題:軸受けの謎4】
ウオームギヤってふつうは1、2枚目の写真のように、左右対称のものが多いと思います。
ところが、この五藤2吋半赤道儀では、3枚目の図の下のようになっています。
片側はふつうの軸受けですが、もう片方はウオーム軸先端にポンチ穴のようなくぼみがあり、それを支持棒(とでも言うのだろうか)の尖った先端部分で押して、軸受けを構成しています。
赤緯赤経両方です。
こういうのは初めて見ました。
ウオームギヤってふつうは1、2枚目の写真のように、左右対称のものが多いと思います。
ところが、この五藤2吋半赤道儀では、3枚目の図の下のようになっています。
片側はふつうの軸受けですが、もう片方はウオーム軸先端にポンチ穴のようなくぼみがあり、それを支持棒(とでも言うのだろうか)の尖った先端部分で押して、軸受けを構成しています。
赤緯赤経両方です。
こういうのは初めて見ました。
Re: 五藤光学旧学校用赤道儀の謎
スークーさん こんにちは
鉄道模型界隈でよく聞く用語です。
※あとは ... 旋盤の「止まりセンタ。」
バネをつかった予圧機構と組み合わせれば、(両方)平軸受にするのに
比べ、あそび(バックラッシュ)を減らすことができる(?)
ころがり軸受けは衝撃に弱いし、高い...。
これは「ピボット軸受け」というヤツではないでしょうか。スークー さんが書きました: ピボット軸受
【副題:軸受けの謎4】
ウオームギヤってふつうは1、2枚目の写真のように、左右対称のものが多いと思います。
ところが、この五藤2吋半赤道儀では、3枚目の図の下のようになっています。
片側はふつうの軸受けですが、もう片方はウオーム軸先端にポンチ穴のようなくぼみがあり、それを支持棒(とでも言うのだろうか)の尖った先端部分で押して、軸受けを構成しています。
赤緯赤経両方です。
こういうのは初めて見ました。
鉄道模型界隈でよく聞く用語です。
※あとは ... 旋盤の「止まりセンタ。」
バネをつかった予圧機構と組み合わせれば、(両方)平軸受にするのに
比べ、あそび(バックラッシュ)を減らすことができる(?)
ころがり軸受けは衝撃に弱いし、高い...。
Re: 五藤光学旧学校用赤道儀の謎
Mさん、ご教示ありがとうございます。
ピボット軸受けという名前は知りませんでした。
検索しましたらいろいろヒット。
それにしても、ここまで凝らなくてもふつうの軸受けでよいのではないかと、やはり思います。
いろいろな謎が次々に出てきて、ハッシーさん曰く
「これだけ遊べれば、もうじゅうぶんモトがとれたんじゃないの」
たしかに楽しませてもらってます。
これで野口英世先生3人でおつり200円は超お得でした!!!!
※「まとめ」みたいな文でしたが、まだ続くと思います。
ピボット軸受けという名前は知りませんでした。
検索しましたらいろいろヒット。
それにしても、ここまで凝らなくてもふつうの軸受けでよいのではないかと、やはり思います。
いろいろな謎が次々に出てきて、ハッシーさん曰く
「これだけ遊べれば、もうじゅうぶんモトがとれたんじゃないの」
たしかに楽しませてもらってます。
これで野口英世先生3人でおつり200円は超お得でした!!!!
※「まとめ」みたいな文でしたが、まだ続くと思います。
Re: 五藤光学旧学校用赤道儀の謎
【副題:ダブルクランプのわけ】
さんざっぱら考えていたのですが、
“ピボット軸受け”というところで、突然閃きました。
私の答えは・・・・
「微動ハンドルを観測者側にもって来るため」
つまり・・・・
(1)ピポット軸受けだと、微動ハンドルは片側にしか付けられない。
(2)そのため、微動ハンドルが向こう側(対物レンズ側)に向いてしまった場合、観測者側に差し替えることができない。
(3)ダブルクランプにすれば、両方緩めることで微動ハンドルを観測者側にもって来られる。
ということでいかがでしょうか?
でもなあ、この謎解きだとピポット軸受け先にありきだよなあ。
ダブルクランプにしてまで軸受けにこだわる理由がわからないなあ?
さんざっぱら考えていたのですが、
“ピボット軸受け”というところで、突然閃きました。
私の答えは・・・・
「微動ハンドルを観測者側にもって来るため」
つまり・・・・
(1)ピポット軸受けだと、微動ハンドルは片側にしか付けられない。
(2)そのため、微動ハンドルが向こう側(対物レンズ側)に向いてしまった場合、観測者側に差し替えることができない。
(3)ダブルクランプにすれば、両方緩めることで微動ハンドルを観測者側にもって来られる。
ということでいかがでしょうか?
でもなあ、この謎解きだとピポット軸受け先にありきだよなあ。
ダブルクランプにしてまで軸受けにこだわる理由がわからないなあ?
Re: 五藤光学旧学校用赤道儀の謎
ピポット軸受けありき、で余計な造作がこれほどとのこと。そうだとしたら、びっくりですね。
前バージョンのカタログと写真を添付します。1961年のカタログです。誰からいただいたか忘れた写真(左から2枚目)。
良く見えませんが、片方しか軸が出てないように見えます。
それよりMD用と思われるジョイントが付いてますが、MDはどこに装着するのでしょうか?
すでにウォームギヤが明後日の方向に向いてるのに、この位置で回すことはないとは思います。
同じ時期から、スークーさんのタイプと並行で売られていたエロス号は、両軸とも両方出てます。
カタログに価格のメモがありますが、凄い価格差です。
前バージョンのカタログと写真を添付します。1961年のカタログです。誰からいただいたか忘れた写真(左から2枚目)。
良く見えませんが、片方しか軸が出てないように見えます。
それよりMD用と思われるジョイントが付いてますが、MDはどこに装着するのでしょうか?
すでにウォームギヤが明後日の方向に向いてるのに、この位置で回すことはないとは思います。
同じ時期から、スークーさんのタイプと並行で売られていたエロス号は、両軸とも両方出てます。
カタログに価格のメモがありますが、凄い価格差です。
プライベートメッセージです