ガラクマ様
ご存知だと思いますが、「光学実験・測定法Ⅰ Optical Shop Testing Third Edition」9 ロンキーテスト p303-345 (2010)
アドコムメディア (株)
A. A. Sherwood, "A Quantitative Analysis of the Ronchi Test in Terms of Ray Optics" The Journal of the British Astronomical
Association, 68, 180-190 (1958).
A. A. Sherwood, "Ronchi Test Charts for Parabolic Mirrors" The Journal and Proceedings of the Royal Society of New South
Wales, 92, 19-23 (1959).
クロム蒸着の高精度ロンキー・ルーリングは高価ですね。
ロンキーテストの教科書ないですか
Re: ロンキーテストの教科書ないですか
みなさん、いろいろアドバイスありがとうございます。
難しいことは分からないんですが、とりあえずインタラクティブの記事を見直し、Abbebeさんご紹介のご紹介のオプトロニクス社の「高精度鏡面形状測定法」を見てみることにいたします(まだ届いてないですが)。
その後、Linfさんご紹介の「光学実験・測定法 第1巻」を購入するか、どうか決めたいと思います。
「光学実験・測定法」につおいてはm第2巻も面白そうですが、合わせるとそこそこのお値段になりますね。
そこまで、意欲がわくか、続くかが問題ですが。
難しいことは分からないんですが、とりあえずインタラクティブの記事を見直し、Abbebeさんご紹介のご紹介のオプトロニクス社の「高精度鏡面形状測定法」を見てみることにいたします(まだ届いてないですが)。
その後、Linfさんご紹介の「光学実験・測定法 第1巻」を購入するか、どうか決めたいと思います。
「光学実験・測定法」につおいてはm第2巻も面白そうですが、合わせるとそこそこのお値段になりますね。
そこまで、意欲がわくか、続くかが問題ですが。
プライベートメッセージです
Re: ロンキーテストの教科書ないですか
高精度鏡面形状測定法、かなり濃い本です。計算機ホログラムでのロンキーテストマスクを作る話があって、特定焦点距離の非球面をテストする際に、縞模様が直線に成るようにマスクの方を曲線にするという内容。計算式に従って曲線のマスクを画面に写し、コピーフィルムで撮影してマスクを作るとナルテストができるという訳です。
昔のDOS時代では大変だったのですが、今なら画像作成のハードルは低い・・・でもコピーフィルムのほうが無いか・・・(目が遠い・・・)
昔のDOS時代では大変だったのですが、今なら画像作成のハードルは低い・・・でもコピーフィルムのほうが無いか・・・(目が遠い・・・)
Re: ロンキーテストの教科書ないですか
Abbebeです。
本を読むことも重要ですが実践も重要と思います。実践といっても理屈を棚上げしてテストを実践するのはよろしく無いと思われるので。今回は光学シミュレーションソフト(OPTAS)でロンキーテストの簡易シミュレーションの実践をしてみたいと思います。
ここではスポットダイヤグラムを利用してロンキー曲りを描いてみます。
ニュートン反射光学系(ここではF5)にてパラボラ修正量アンダーの状態のスポットダイヤグラムを描いています。
瞳面(主鏡面)にて直径を10等分割した碁盤の目ポイントの入射光によるスポットダイヤグラムを軸上から像高4.0mmまでの5像高 × 内側デフォーカス(内像)位置、焦点位置、外側デフォーカス(外像)位置の3箇所、描いています。
デフォーカス位置で広がっているスポットダイヤグラムの各ポイントを縦方向に滑らかな線で結び、10本の滑らかな曲線の縦線によって得られた領域を白黒交代に塗り絵化すると5本のロンキー縞となります!これが簡易ロンキーシミュレーションとなる訳です!
球面収差ゼロであれば5本のロンキー縞は直線ですが球面収差が有ると内像、外像は逆方向(糸巻/樽)の曲線になることが解ります!
像高4.0mm程度光軸がロンキー縞の方向にズレてコマ収差が発生していると4.0mm対応のスポット(右端)が対応しており、ロンキー縞は上下で幅の異なるテーパー状になることが解ります!
厳密にはこのシミュレーションは瞳位置で直線分割しているのでハルトマンシミュレーションであってロンキーは内外像位置に置いた直線のロンキー縞が瞳位置でどのように曲がるかなので逆投影となって内外像の曲がり方向は逆になります。
またミラーを使ってダブルパスとすると曲り量は2倍になります。
というようなことを考慮する必要が有るので簡易シミュレーションとしている訳です。
以上、私はこの当たりを理解する為には理論等を覚えるだけでは不十分であって光学シミュレーヨンの実践は不可欠ではないかと考えています。よろしくお願いします。
本を読むことも重要ですが実践も重要と思います。実践といっても理屈を棚上げしてテストを実践するのはよろしく無いと思われるので。今回は光学シミュレーションソフト(OPTAS)でロンキーテストの簡易シミュレーションの実践をしてみたいと思います。
ここではスポットダイヤグラムを利用してロンキー曲りを描いてみます。
ニュートン反射光学系(ここではF5)にてパラボラ修正量アンダーの状態のスポットダイヤグラムを描いています。
瞳面(主鏡面)にて直径を10等分割した碁盤の目ポイントの入射光によるスポットダイヤグラムを軸上から像高4.0mmまでの5像高 × 内側デフォーカス(内像)位置、焦点位置、外側デフォーカス(外像)位置の3箇所、描いています。
デフォーカス位置で広がっているスポットダイヤグラムの各ポイントを縦方向に滑らかな線で結び、10本の滑らかな曲線の縦線によって得られた領域を白黒交代に塗り絵化すると5本のロンキー縞となります!これが簡易ロンキーシミュレーションとなる訳です!
球面収差ゼロであれば5本のロンキー縞は直線ですが球面収差が有ると内像、外像は逆方向(糸巻/樽)の曲線になることが解ります!
像高4.0mm程度光軸がロンキー縞の方向にズレてコマ収差が発生していると4.0mm対応のスポット(右端)が対応しており、ロンキー縞は上下で幅の異なるテーパー状になることが解ります!
厳密にはこのシミュレーションは瞳位置で直線分割しているのでハルトマンシミュレーションであってロンキーは内外像位置に置いた直線のロンキー縞が瞳位置でどのように曲がるかなので逆投影となって内外像の曲がり方向は逆になります。
またミラーを使ってダブルパスとすると曲り量は2倍になります。
というようなことを考慮する必要が有るので簡易シミュレーションとしている訳です。
以上、私はこの当たりを理解する為には理論等を覚えるだけでは不十分であって光学シミュレーヨンの実践は不可欠ではないかと考えています。よろしくお願いします。
Re: ロンキーテストの教科書ないですか
ガラクマ様
ご存知だと思いますが、
Ronchi Test Calculator: match, tape band, unwrap and grid tests
https://bbastrodesigns.com/ronchi.html
Mobsby Null test
http://bobmay.astronomy.net/misc/mosby.htm
ご存知だと思いますが、
Ronchi Test Calculator: match, tape band, unwrap and grid tests
https://bbastrodesigns.com/ronchi.html
Mobsby Null test
http://bobmay.astronomy.net/misc/mosby.htm
Re: ロンキーテストの教科書ないですか
「原」さん、Abbebeさん、Linfさん。ありがとうございます。
これまで、まじめに取り組むことを避けていたので、
Linfさんのご紹介のものも、存じ上げておりません。ただ、初めの話とは違い、気軽にできそうですね。
本を読んても、イメージが今一つ。稲刈が終わった9月くらいから、ちょっとやってみたいと思います。写真撮れたらUPしますので、またよろしくお願いいたします。
これまで、まじめに取り組むことを避けていたので、
Linfさんのご紹介のものも、存じ上げておりません。ただ、初めの話とは違い、気軽にできそうですね。
本を読んても、イメージが今一つ。稲刈が終わった9月くらいから、ちょっとやってみたいと思います。写真撮れたらUPしますので、またよろしくお願いいたします。
プライベートメッセージです
Re: ロンキーテストの教科書ないですか
フジオプティクスの田口武夫氏が御自身のFacebookでロンキーテストについての連載を始められております!
2024年4月7日現在No.12であり、今後ロンキー縞曲りの解説に進んで行くところです。
Facebookの公開投稿なので、閲覧可能な方は是非御覧いただければと思います!
実は私からのリクエストに応えていただいたということでも有るので、是非皆様御覧になってコメント等していただければと思います。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100056515202342
2024年4月7日現在No.12であり、今後ロンキー縞曲りの解説に進んで行くところです。
Facebookの公開投稿なので、閲覧可能な方は是非御覧いただければと思います!
実は私からのリクエストに応えていただいたということでも有るので、是非皆様御覧になってコメント等していただければと思います。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100056515202342
Re: ロンキーテストの教科書ないですか
ご紹介ありがとうございます。拝見しました。これからが本題ですね。楽しみです。
私の方は、準備のため大きな食卓をジモティーで買ってきましたが、望遠鏡の解体作業の必要が出て、机の上がいっぱいになり、当面できそうにありません。フーコーテスタも欲しくなってきました。昔作った記憶はあるのですが・・・
私の方は、準備のため大きな食卓をジモティーで買ってきましたが、望遠鏡の解体作業の必要が出て、机の上がいっぱいになり、当面できそうにありません。フーコーテスタも欲しくなってきました。昔作った記憶はあるのですが・・・
プライベートメッセージです
Re: ロンキーテストの教科書ないですか
皆様こんにちは。
勤務先の蔵書「続 光の鉛筆」に各収差のフーコーテストおよびロンキーテストでの見え方の絵がありました。
収差が大きい時の絵のようですが参考になるでしょうか。
著者の鶴田匡夫さんはニコンの開発本部長~副社長をされた方ですね。
図6.4 フーコーテストでの見え方
図6.6 ロンキーテストでの見え方
出典を明らかにしているのでこの程度の引用は問題ないですね。
勤務先の蔵書「続 光の鉛筆」に各収差のフーコーテストおよびロンキーテストでの見え方の絵がありました。
収差が大きい時の絵のようですが参考になるでしょうか。
著者の鶴田匡夫さんはニコンの開発本部長~副社長をされた方ですね。
図6.4 フーコーテストでの見え方
図6.6 ロンキーテストでの見え方
出典を明らかにしているのでこの程度の引用は問題ないですね。