カメラ部TV レンズ鏡筒設計!実際どうやっているの?

楽しみ方は無限大、アイデア全開
返信する
Abbebe
記事: 172
登録日時: 2023年6月14日(水) 11:03
お住まい: 愛媛県新居浜市

カメラ部TV レンズ鏡筒設計!実際どうやっているの?

投稿記事 by Abbebe »

ダイさんによるYouTube「カメラ部TV」
最新動画の「レンズ鏡筒の設計!実際どうやっているの?」が、久しぶりにupされています!
カメラのレンズ鏡筒の話ですが、天体望遠鏡自作にも役立つ内容だと思いますので、紹介させていただきます。

https://youtu.be/vAeqvaoqYOM?si=kMkU_0DRYbytOuNq
Abbebe
記事: 172
登録日時: 2023年6月14日(水) 11:03
お住まい: 愛媛県新居浜市

Re: カメラ部TV レンズ鏡筒設計!実際どうやっているの?

投稿記事 by Abbebe »

鏡筒部品金型修正の為の評価についてですが、寸法測定だけではなくて組立状態での投影解像力とかMTF測定とか実写評価も加えた光学的な評価も行っているように思うのですが、その変のからみも欲しかったように思われてちょっと残念にも感じましたが、
まあしかし光学メカのメカ担当部分の解説という意味では大変興味深い内容だったと思います。
HG
記事: 7
登録日時: 2026年3月17日(火) 23:23

Re: カメラ部TV レンズ鏡筒設計!実際どうやっているの?

投稿記事 by HG »

レンズの精度・組み立て誤差に寛容な鏡筒とするのは、どこのレンズメーカーでも、特に大手では全て行っていると聞いています。製造時にそのようなシミュレーションをしてカットアンドトライをするのは効率が良くないので、設計時にすでに織り込んで設計していると聞きました。

ペンタックスでは望遠鏡の設計もカメラレンズと同じように行っていたと聞きました。レンズというのはどうしてもバラツキがあることと、金枠の精度もまた同様にバラついていると聞きます。ペンタックスの望遠鏡に光軸調整装置が付いていなかったのは、そのあたりを織り込んで偏心・傾き誤差に寛容な設計としていた面も大きいと思います。

元ペンタックスの阿部さんに聞いた話では、SDP125は、そのように製造していても、全数MTF計測にかけて目標性能が出ているかどうかチェックしたといいます。何でも設計部総出で計測したそうです。SDP150の話は、聞くととても気の毒だったので言わないことにします。

逆に、高橋製作所の柚山さんの設計したTOAやFSQなどは、物凄く誤差に敏感で極限の精度を要求する鏡筒だそうです。その代わり性能は良く、別の言い方をすればピーキーな設計だとも言えます。それを商品としてコンスタントに販売できるのは、驚異的で、まずカメラメーカーでは出来ない。とのことでした。実際海外に輸出されたものは、輸送の際の振動で光軸が狂ったという話をよく聞きますので、日本国内限定かもしれないですね。海外の運送会社では扱いが乱暴なので。

最近のカメラレンズは、一旦樹脂枠に入れた後、金枠に入れて組む設計が主流です。樹脂であっても熱変形を少なくできるので、樹脂が悪いということではないですが、旧来の金枠に圧入したあるいはリング固定した製法のレンズはほとんど見かけなくなりました。あるいは普及品は全てが樹脂枠ですし。

このような製法であるためか、近年のレンズの修理はレンズ群まるごと交換という方法が主流となりましたね。ただ、全金枠時代のレンズであっても、ズームレンズなどは一枚だけ交換するという修理方法が使えない。とレンズ修理屋さんに聞いたことがあります。今から30年くらい前の話ですが。
返信する