昨年より出るぞ出るぞと言われて久しいVSD90SSの予約販売が始まった様です。
https://www.syumitto.jp/SHOP/VX261314.html
フラットフィールドで明るい短焦点屈折望遠鏡・・・、最近流行りのスペックですが、値段が税抜きで60万円超え(620K)・・・。
確かに高級感あふれ、所有すれば満足感があるでしょうが、この価格は主砲の領域で、移動で使用する撮影用の鏡筒に付けるものではないと考えるのは当方だけでしょうか?
まあ、価値観は人それぞれで、どうでも良い事なのかもしれませんが、ビクセン製の望遠鏡には、最高級品には一歩及ばないが、比較的安価で、手を出しやすく、自分なりに手を入れて使いこなしてゆくものを期待してしまいます。
今回の鏡筒は、以前の、より明るい光学系だったVSD100と同価格帯(VSD100は税抜きで682K)である為、余計に高価に感じてしまいます。
元設計となるペンタックスのツチノコは、f15鏡筒が多い時代に、欠点は多いものの、盛り上がりつつあった写真用鏡筒という分野にチャレンジしたという事で、高価でも一定のユーザーに受け入れられました。
しかし、今では大陸製の鏡筒があふれかえっており、円安の今でも十分、魅力的なスペックと価格の同分類製品が多くあります。
(最上位スペックはそれなりに高価だが・・・)
久々の国産新製品がどこまで市場に受け入れられるか、楽しみにしております。
ビクセン新鏡筒VSD90SS予約販売開始だが・・・
Re: ビクセン新鏡筒VSD90SS予約販売開始だが・・・
VSD100F3.8の魅力は、ペンタのツチノコを引き継いだハイスピ―ド(短焦点短F値による短時間露光)だったのに、90㎜F5.5のありきたりのスペックになって周辺光量が増えたと言われても・・・
プライベートメッセージです
Re: ビクセン新鏡筒VSD90SS予約販売開始だが・・・
天文ガイド2024年1月号にVSD90SSの記事(中西アキオ氏による試作機インプレッション)が出ていましたね。
SD硝子はS-FPL53(439950)では無くてS-FPL55(439948)のようですが、
これはどうも光学特性はS-FPL53と殆ど変わらないコストダウン硝材のようですね。
さて先行している台湾製、中国製との競合となると結局は価格がネックになりそうですね。
SD硝子はS-FPL53(439950)では無くてS-FPL55(439948)のようですが、
これはどうも光学特性はS-FPL53と殆ど変わらないコストダウン硝材のようですね。
さて先行している台湾製、中国製との競合となると結局は価格がネックになりそうですね。