染料層による面精度ですが、赤目双眼鏡7x50のIRコートモドキ(アウトレット新品で1kだったので怖い物見たさで購入)では貼合面の接着剤に染料配合で面精度には関わり無いのですが、凸レンズが青板。7倍でも星像が#に見える!粗悪品でした。職場の分光光度計で測ると赤色染料は赤色だが赤外カット能力ゼロのスーパー粗悪品。プリズムを含めて自作に流用できる部品が一つもありませんでした。(滝汗)
綠色が付いた双眼鏡は、恐らく裏面側レンズ表面への塗布?と見られる層で、覗いて見ると全てが緑っぽく見えるので「あ、染料だ」と分かるもの。プリズムも白っぽくて低コントラスト。分解したかったのですが中古で2k。。。この品質では。。。でスルーしてしまいました。多分、上記の赤目同様で面精度以前の品質と思います。
アンバー系のコートは昔は双眼鏡に使用されたケースが多々あり、当時のニコンの標準レンズの色合いが高級感を感じさせたとかでゴールドコートなんてのまで出回りました。覗くと補色の青緑色に着色して見えるので目眩がします。
反射が強い青に見えるタイプは意図的に紫外線カット能力を高めるためにやったという話もあったのですが、真偽は不明。
2000〜2010年頃、眼視用屈折のコートにg線以短の反射率を上げる設計を行って、「フリンジカットフィルタと同じ機能を付与する」と言うアイデアが某中華メーカーで検討されたそうですが、量産には至らなかったようです。こっちはちょっと残念です。
安物貼り合わせレンズのコーティング
Re: 安物貼り合わせレンズのコーティング
ちょっと私も探してみました。
確かロシア製でネットで新品980円で売ってたのが、見た目も真っ赤のがありましたが、見つけられません。
代わりに、昔旅行でタイかベトナムで買ったと思われる双眼鏡が出てきました。
対物レンズを外して裏から見ても赤いですが、接眼レンズを通して普通に覗くと赤くありません。
不思議です。
ちなみに、グーグルさんで言語サーチしても、記載している名前は出てきません。
”もの””小麦粉””ギンギンギン”と翻訳されました。
ギンギラギン(にさりげなく)なら、少し歌えるのですが。
確かロシア製でネットで新品980円で売ってたのが、見た目も真っ赤のがありましたが、見つけられません。
代わりに、昔旅行でタイかベトナムで買ったと思われる双眼鏡が出てきました。
対物レンズを外して裏から見ても赤いですが、接眼レンズを通して普通に覗くと赤くありません。
不思議です。
ちなみに、グーグルさんで言語サーチしても、記載している名前は出てきません。
”もの””小麦粉””ギンギンギン”と翻訳されました。
ギンギラギン(にさりげなく)なら、少し歌えるのですが。
プライベートメッセージです
Re: 安物貼り合わせレンズのコーティング
やり方としては、レンズを外して白い紙の上に置き、紙が赤っぽく見えたら染料。青っぽく見えたら多層膜。双眼鏡としてみる時には白い壁を見て色味を見る。となります。トータルでニュートラルにするために接眼側に青の染料層を入れる手もありますが、そこまで気を使うか?というと、それはなさそう。
映像をよく見ると、照明の反射光の右上側の方が裏面反射、左下側が表面反射、間に小さく貼り合わせ面反射が見えます。裏面は赤っぽく、表面は青?バラして各層を調べたいですねえ。
映像をよく見ると、照明の反射光の右上側の方が裏面反射、左下側が表面反射、間に小さく貼り合わせ面反射が見えます。裏面は赤っぽく、表面は青?バラして各層を調べたいですねえ。
Re: 安物貼り合わせレンズのコーティング
原さんの言うように見てみました。
対物だけは簡単に取れそうにないので、対物ユニットでチェック。
目を当てて白い紙を見ても、ほとんど白ですが、敢えて言えば青でしょうか。
透過光を白い紙の上に映しました。確かに青っぽいです。ただ、紙の白が対物正面に反射して、周りが赤っぽいです。
ふと気がついたのですが、対物レンズ側に補正目盛りのようなものがあり、その元の銀のローレットを回すと、対物レンズが前後に3‐4㎜動きます。
ピント調整はCFで片目に視度補正もあります。
何のために機能でしょう(レチクル用?)。
対物だけは簡単に取れそうにないので、対物ユニットでチェック。
目を当てて白い紙を見ても、ほとんど白ですが、敢えて言えば青でしょうか。
透過光を白い紙の上に映しました。確かに青っぽいです。ただ、紙の白が対物正面に反射して、周りが赤っぽいです。
ふと気がついたのですが、対物レンズ側に補正目盛りのようなものがあり、その元の銀のローレットを回すと、対物レンズが前後に3‐4㎜動きます。
ピント調整はCFで片目に視度補正もあります。
何のために機能でしょう(レチクル用?)。
プライベートメッセージです
Re: 安物貼り合わせレンズのコーティング
これは多層コーティングですね。染料じゃないです。赤の反射ピークを狭く鋭くすると反射色の彩度は上がります。逆に透過側は減る赤の範囲が狭いのでニュートラルに近い補色の青になります。
反射ピークがブロードだと、オレンジ系の色が混じって反射の赤色の鮮やかさは減りますし、補色側の変化量も大きくなって気になる変色となります。
表面に水滴をつけてたりセロテープを貼って色が変わるなら表面へのコート。裏面側は難しそうですが、同様。どっちの面も影響ないなら貼り合わせ面にコーティングされていることになります。(これに可能性は低いです。)
反射ピークがブロードだと、オレンジ系の色が混じって反射の赤色の鮮やかさは減りますし、補色側の変化量も大きくなって気になる変色となります。
表面に水滴をつけてたりセロテープを貼って色が変わるなら表面へのコート。裏面側は難しそうですが、同様。どっちの面も影響ないなら貼り合わせ面にコーティングされていることになります。(これに可能性は低いです。)