帰ってきたゼロ型

[スークー]

ＴＳ式10㎝反射赤道儀ゼロ型です（Ⅰ型の前に出ていたやつなので、便宜上こう呼びます）。
1972年の火星大接近のとき、中学2年生だった私は、この望遠鏡を貯金をはたいて購入。長いこと使ってきたのですが、10年ほど前、知人Ｋ氏から「どうしても譲ってほしい」と懇願されて手放しました。

その時分は、21㎝反射が主機材となっており、ゼロ型の出番はあまりなくなっていたので、有効に使ってくれるならというわけで、高額譲渡しました。
でも、手放してみると「やはり手元に置いておくべきだった」と後悔の日々でした。
ところがなんと、昨年の某星祭りで、このゼロ型が売られていたのです！

クロームメッキはピカピカ、塗装のハゲは皆無という綺麗さで、数回使用したていどにしか見えません。即購入しました。
外観が良い反射古スコにありがちなことで、主・斜鏡に腐食がありましたが、これは再メッキか、手持ちのＨ-100のミラーを移植するつもりです。

ゼロ型は質実剛健でよい望遠鏡だと思います。
数少ない欠点は“バランスウエイトが重すぎる”くらいか？
何よりこの佇まいが美しい。Ⅰ型より好きです。

というわけで、私のゼロ型は戻ってきました。
違う個体なので、戻ってきたは語弊がありますが、まあ、そう思うことにします。
思えば中２のときに４万円で買い（定価39,500円だったが、その場にいた父が「おつりは取っといてくれ」と言っちまった！）、Ｋ氏に譲ったのが４万円、今回入手したのも４万円････不思議なことです。

[（＾０＾）コメト]

曇天会議の皆様こんにちは

スークーさん、良い物は良い。。結果、長く使える物となり、これはナグラー氏の
言う「良い望遠鏡と言うのは良く使う望遠鏡」に通じるとも思えます。（＾０＾）

遂に0型としてご提案ですが、ココの歴史を良くご存知でもあります。（＾０＾；
天文同好会の常連でもあったT社社長ですが、初期から知る人ぞ知るの存在でした。

以前、スークーさんに（＾０＾）の使っているT社架台名をご教示頂きましたが、
確かに初期の望遠鏡類は銘々が不揃いであったと思え、これで迷う人も多かった。。Ⅰ

現在、（＾０＾）が改造して使っているのはTS65㎜の乗っていたⅠ型と思える
赤道儀ですが既に10年以上も連続で使用し、あまり故障もしていません。

この改造赤道儀は良いトコの坊ちゃまが入会していた頃、天文同好会に寄贈され
その後、（＾０＾）が払い下げを受けた物で、今はP.S.T.を搭載しております。

処で、T社の歴史と機材の変遷を紐解くべく、HPを探しましたが既にリニューアル
に伴って削除されたか、公開を控えたかで詳細が知れませんでした。（_　_；

雑誌カタログの掲載が無くなってから、会社の販売方向が変わりましたが、存在自体
を心配しており、失礼ながら今後に期待して良いのか。。心配（∼　∼；

[ガラクマ]

　私がダウエルLC型を買ったとき、赤道儀が似ているので、ダウエルのも丈夫ではと勘違いしたゼロ(!)型です。
鏡筒だけ、小海にもっていきますので、話のネタにでも。

[スークー]

ガラクマ様、それは楽しみです。
会場でとっくりと拝見したいと思います。
ただいま、出発するところです。現場でお会いしましょう。

※ダウエル製品は「永久保証」ですから、製品に如何なる問題があっても大丈夫。

[ガラクマ]

　失礼しました。私が持って行ったのは０型でして、ダウエルLCではなくて申し訳ありませんでした。
０型は売り物で、LC型は今は筒だけしかありませんが、貴重ですので手元に置いときます。