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Masuyamaという接眼レンズ

Posted: 2025年12月15日(月) 22:35
by 木村
前にケーニッヒって接眼レンズについて伺いました,こんどはMasuyamaです.

 昔々,マスヤマという接眼レンズが有りました.
又聞きなので不確かな話しですけど,ニコンに在籍していた増山さんとかいう方が設計した接眼レンズと聞きました.

 ラムスデンという(考えたのはニュートン?)接眼レンズの,それぞれのレンズを色消しレンズで置き換えた接眼レンズをブローゼルとか,プローセルとか,プルスレスとか・・・色んな発音のしかたで「オルソコピック接眼レンズの1つ」って扱われています.

でもブローゼル型は考え方が簡単で分かりやすく,アッベ式よりも大量生産に向いてるので良いなぁと思ってました.また,合わせた色消し2枚のレンズの間に両凸のレンズを1枚入れたら,球面収差が減るだろうから,もっと性能が上がるだろうになぁ,と思ってたらその通りに作った接眼レンズが有ったのだそうで,それがMasuyamaでした.三鷹の63cmに付いてたのも覚えています.手元には何個か有ります.

一時期,Masuyamaは無くなってしまってましたが,ライセンスを買ったのか,とある国内の望遠鏡メーカーが違う名前で販売してました.大変にマニアックな話しで,昔のMasuyamaが買えなかった人は,そっちで我慢していたそうです.

ところが,最近,良く見たらミードが「5エレメント・ブローセル」とか言う名前で怪しげな接眼レンズを売ってました.セレストロンの「スーパーブローセル」もそれかな?

Masuyamaは生きていたのか?,情報知ってる方は教えて下さいませ.