ZEISSエレベーター付きの経緯台の謎
Posted: 2025年8月07日(木) 00:14
昔からエレベータ式経緯台には、憧れがありました。
正立、倒立はおいといて、見るものを拡大する望遠鏡。
空を見上げた方向に望遠鏡が向き、星の方向を向いたまま少しから体を動かせて、望遠鏡という目の増幅装置(遠眼鏡)で拡大してみる。理想的な道具の使い方をするためには、天頂ミラーより直視。それも見上げた目の高さにアイピースが来るのが理想的。それを実現するには、上を見る時に望遠鏡の位置が高くなるエレベーターが必須です。
そんな望遠鏡は、今はありませんが、20世紀初めまでは経緯台にエレベータがつくのが、高級望遠鏡の標準形でした。ただ、ロングトムをみて、作るの難しいと再認識しました。
ツアイス型で水平回転軸が基部にあるものは、昇降機能には相当な力がかかりますが、それを受け止め昇降させるハンドルごと水平に回さないといけません。
エレベータは上下動だけで、水平に回るユニットを別にしないと、一緒にしたら片方のクランプでもう片方も自由が利かなくなってしまいます。
その望遠鏡全体の半分以上?の重量、それも頭でっかちの重量バランスの悪いものを水平にガタなく動かさないといけません。接眼部を持って揺すると、たぶん三脚と水平回転ユニットの間にストレスがかかってくるものと思います。
上下微動がない。というより、無いものに水平微動を必要から取り付けた?との考えはないでしょうか?
写真は、昭和3年。ロングトムの時代のツアイスの経緯台んのフラッグシップモデル。
上下微動はオプションというか、着いているモデルも用意してあります。って感じです。
なぜ、ロングトムや、ツアイスの経緯台に上下微動が無いかとの、理屈を考えています。
正立、倒立はおいといて、見るものを拡大する望遠鏡。
空を見上げた方向に望遠鏡が向き、星の方向を向いたまま少しから体を動かせて、望遠鏡という目の増幅装置(遠眼鏡)で拡大してみる。理想的な道具の使い方をするためには、天頂ミラーより直視。それも見上げた目の高さにアイピースが来るのが理想的。それを実現するには、上を見る時に望遠鏡の位置が高くなるエレベーターが必須です。
そんな望遠鏡は、今はありませんが、20世紀初めまでは経緯台にエレベータがつくのが、高級望遠鏡の標準形でした。ただ、ロングトムをみて、作るの難しいと再認識しました。
ツアイス型で水平回転軸が基部にあるものは、昇降機能には相当な力がかかりますが、それを受け止め昇降させるハンドルごと水平に回さないといけません。
エレベータは上下動だけで、水平に回るユニットを別にしないと、一緒にしたら片方のクランプでもう片方も自由が利かなくなってしまいます。
その望遠鏡全体の半分以上?の重量、それも頭でっかちの重量バランスの悪いものを水平にガタなく動かさないといけません。接眼部を持って揺すると、たぶん三脚と水平回転ユニットの間にストレスがかかってくるものと思います。
上下微動がない。というより、無いものに水平微動を必要から取り付けた?との考えはないでしょうか?
写真は、昭和3年。ロングトムの時代のツアイスの経緯台んのフラッグシップモデル。
上下微動はオプションというか、着いているモデルも用意してあります。って感じです。
なぜ、ロングトムや、ツアイスの経緯台に上下微動が無いかとの、理屈を考えています。