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アポクロマートのメリット
Posted: 2025年4月19日(土) 15:35
by アクロマ
みなさんこんにちはアクロマです。
ビクセン80M、80Lで恒星を見て自分は色収差が気にならずシャープさも満足していますが、昔の五藤やタカハシの80mmf12.5〜15の各種アポクロマートは色収差の減少(それによるコントラスト向上)以外にも眼視においてメリットがあるのでしょうか?
よろしくお願いします
Re: アポクロマートのメリット
Posted: 2025年4月20日(日) 19:31
by 青色つきこ
アクロマさま、こんにちわ。
アクロマートのF=15は色収差・球面収差とも良く補正されてます。
同F値のアポクロマートはアクロマートよりも色収差は軽減されていますし、長焦点(想定されているF=12.5~15)
であればアクロマートと同等又は同等以上に球面収差を軽減することも可能です。
長焦点アポクロマートのメリットとしては、「色収差の軽減とともに、球面収差の軽減も期待できる」ということ
でしょうか。
アクロマート相当の球面収差に留めるのか、それ以上に軽減させるかはメーカーの考え方でしょう。
アクロマさまも、この辺は織り込み済みと思います。
この質問自体、F=15購入に向けての、アポクロマート選択の可否の判断材料でしょうか。
G社の広告でも一連のアポ製品については、F=15は月惑星向け(二重星向けでもありますねぇ)、F=12.5は汎用とされ
ています。
ちょうどよく、G社の80mmについては、ひぽぽたます さまが「手持ちの望遠鏡をコリメーターテストで評価して
みた!」でコメントしています。
Re: アポクロマートのメリット
Posted: 2025年4月22日(火) 17:19
by ガラクマ
アクロマさんの質問をちょっと曲げて「8cmF15クラスで、アポクロマートを選択する必要があるか?」とすると、皆様の思いは、いろいろあるでしょう。
天体望遠鏡は、趣味性の高いものなんで、個人の感性で価値が決まるものと思います。
絶対性能の比較と計算上で比較するより、実際サイドバイサイドで、同じ対象を、2台の望遠鏡で見比べて、好みに照らして。というのが一番とは思います。
ただ好みの前に、月とかで見比べても、ほとんどの人は差を言葉にできないとは思います。
これがF5とかだったり、2重星や惑星だったら、違いはわかるとは思いますが、そこから選択する価値というのはそれぞれですので。また意見が分かれるものと思います。
Re: アポクロマートのメリット
Posted: 2025年4月24日(木) 22:22
by アクロマ
青色つきこ様
ガラクマ様
レスありがとうございます
モヤモヤと考えているより見比べてみるのが手っ取り早いですね、長焦点のアポクロマートを見られる機会はほとんどないのが残念ですが。
以前どこかで2枚玉アポクロマートは球面収差補正に不利であると読んだので(低屈折率ガラスを使うのでレンズのカーブがきつくなり、球面収差補正が難しいという理解でいいのかな)
シャープネス≒球面収差の少なさで、眼視において色収差を考えなければアクロマートのほうがむしろ、、、と考えた次第です。
ド素人まるだしの書き込みで申し訳ありません。