作って楽しむ接眼レンズ

楽しみ方は無限大、アイデア全開
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木村
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登録日時: 2025年2月06日(木) 11:24

作って楽しむ接眼レンズ

投稿記事 by 木村 »

 工作用紙と塩ビパイプ,学が廃棄処分した望遠鏡から外した4cmのアクロマート.同じくガビガビに錆びた解剖用顕微鏡から外して取った接眼レンズ2個を組み直してハイゲンスとラムスデンを作った.

初めて見た月面のもの凄ごさ!.初めて見た木星には縞が2本有った(赤斑はなかった).なんとも小さい土星.2ヶ月ほど見ていてタイタンを見つけた.動いている!.土星本体に近づくと明るくなって見えるのに,離れると暗くなって見えなくなってしまった.

修学旅行は函館だった.
函館市内のデパートで,f12mmのケルナーを買った.アストロ光学ので,12.5mmではなくて12mm丁度になっていた.お小遣いの半分が消えたが,圧倒的に良く見えた.さらに,像面湾曲がないのに驚いた.

 あれから○○年経ち.金さえ出せば,どんな接眼レンズも買えるようになりました.毎晩,ネットオクをチェックしていれば,面白い接眼レンズも買おうと思えば買えるようになってしまいました.

でも,大金積んでも絶対に買えない物ってのも有ります.
それは,最初から世の中に存在してなかった物です.
有りそうで無かった光学構成の接眼レンズを,ぼちぼちと作って逐次報告してみようと思います.手作りは工作用紙と塩ビパイプでも手間がかかるので(この歳なのに,まだ忙しい)年間3個も作れるか妖しいですけど,やってみようと思います.

一個目は,どんなのにしようかなぁ・・・?
ジャンクレンズ3~4枚くらいで作れるタイプ・・・・・
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ガラクマ
記事: 690
登録日時: 2023年6月07日(水) 21:16

Re: 作って楽しむ接眼レンズ

投稿記事 by ガラクマ »

木村さん。楽しそうですね。
ちなみにアメリカのガレージメーカー、Surplus Shedで買ったアイピースをご紹介します。
レンズ流用の自作品、そのものです。
写真の2品は2インチ焦点距離72㎜ですが、40度近くはあります。
なんらかのレンズを流用しているっぽいのですが、見口からはプロジェクターレンズのように見えます。
裏から見ると構造はよく似ているのですが、表示は片方にはPLとの記載。
ただ、反射光は4つしか見えません。丸形シーリングライトの反射光の色は片方はブルー系ともう一方はマゼンダ。反射している像の大きさは同じで、同じ構造に見えます。
スリーブの長さと表示も違いますが、同じものとして作ったのではないかと思います。
 レンズ初めから汚れてました。中の汚れを取りたいのですが、分解できません。カニ目が入る為にはプラスチックの部品をとらないといけないのですが、接着剤で固く固定されて外れません。
この接着剤が、古くなると中を汚すものと思います。

 Surplus Shedさんは、ガラクタしか売ってないのですが、アメリカでは愛されていたようで、オーナーの高齢化で1度閉めたようですが、どなたかが買い取って再開したようです。
https://www.surplusshed.com/

注)”eyepiece”で検索したら、昔の名残が見えます。
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2.JPG
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