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ATMOSレンズ設計ソフトウェアとATMOSFRINGE干渉縞解析ソフトウェアが無料になりました

Posted: 2024年10月26日(土) 08:15
by Linf
皆様

過日、Massimo RiccardiさんからCloudy Nights ATMに件名の投稿がありました。
https://www.cloudynights.com/topic/9415 ... -now-free/

ATMOS、ATMOSFRINGE ( https://www.atmos-software.it/ ) のウェブサイトからダウンロードできます。

Re: ATMOSレンズ設計ソフトウェアとATMOSFRINGE干渉縞解析ソフトウェアが無料になりました

Posted: 2024年10月26日(土) 19:30
by 還暦α
Linf様

有用な情報をありがとうございます。
早速ダウンロード、インストールしてみました。

ソフトに付属していたデータを色々表示させてみました。
非球面のデータをどうやって入力/確認するのか最初は戸惑いましたが「Surf. Type」のところをクリックして
「HIGH-ORDER」を選択すると非球面係数の入力画面が表示され、設定されている数値を見ることができました。

球面、非球面の光学系ならOptalixでATMOSのファイル入出力が可能なようなので比較してみようと思っています。

私はこれまでATMOSの存在を知りませんでした。
サンプルデータのほとんどが天体望遠鏡の光学系だったので天体望遠鏡に特化したソフトウエアなのかなと
思いました。
(回折格子などは扱えないようです)

多機能なソフトがフリーで使えるのはありがたいことですね。

Re: ATMOSレンズ設計ソフトウェアとATMOSFRINGE干渉縞解析ソフトウェアが無料になりました

Posted: 2024年10月26日(土) 22:52
by Linf
還暦α様

コメントありがとうございます。
ATMOSは、ウェブサイトで呼称されているようにATM Optical Design and Analysis Softwareの
頭文字に由来しています。ATMは、Amateur Telescope Makingの略称です。

ATMOSの製作者Massimo Riccardiさんは、Riccardi-Honders光学系の発明者で
Officina Stellare社のこの光学系の製品名は、Veloce RH です。

MiR Opto Mechanical Engineering GmbHの
https://www.mir-opto.com/company
ホームページに彼の近影が掲載されています。

Gruppo Astrofili Columbia2015年の紹介記事です。
https://www.astrofilicolumbia.it/congra ... ssimo.html

Re: ATMOSレンズ設計ソフトウェアとATMOSFRINGE干渉縞解析ソフトウェアが無料になりました

Posted: 2024年10月29日(火) 08:45
by ガラクマ
 Linf様
貴重な情報、ありがとうございます。
Riccardi-Honders光学系のことや、最後にリンク頂いた、ミニヒストリーみたいなお話は特に興味深いです。

国内ではまだ売ってないですよね。星まつりでも見たことはないような。
https://www.astroshop.eu/telescopes/10/ ... di-Honders

Re: ATMOSレンズ設計ソフトウェアとATMOSFRINGE干渉縞解析ソフトウェアが無料になりました

Posted: 2024年10月29日(火) 19:37
by Linf
ガラクマ様

コメントありがとうございます。
deepspace blogによると
http://deepspace.asablo.jp/blog/
2013年、国内で複数の方が Veloce RH200 f3で
撮影されているようです。

ATMOSには、Analysisに幾何光学的RonchiGramの
シミュレーション機能があります。
Ref. Paraxial Focusから焦点をずらした数値を
Actual B.F.L.に入力して、UPDATEをクリック
するとRonchi-Gramが表示されます。