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アストロの小型システム赤道儀

Posted: 2024年8月12日(月) 00:11
by ガラクマ
 アストロ光学工業の1980年前後の小型システム赤道儀を調べていると、ちょっと混乱してしまいます。
博物館にも少ない機種で、なかなか難しく感じます

・1978年のカタログP3に新型赤道儀が載ります。EM6型とあります。ただ、同じ赤道儀と思われるものがP8ではR-60,R-70型と紹介されています。
 https://yumarin7.sakura.ne.jp/retrokan/Astro1978_3.pdf
・1979年には、EM6型のシステムチャートが掲載されています。
 https://yumarin7.sakura.ne.jp/retrokan/Astro1979.pdf
・1981年にはASシリーズが展開されます。EM6型のシステムチャートが掲載されています。ただASシリーズには極軸望遠鏡内蔵とはありませんが、別売りもされてないようです。
 https://yumarin7.sakura.ne.jp/retrokan/Astro1981_4.pdf
・1982年にはASシリーズと平行にEMシリーズが展開されます。赤道儀はAS(型)とEM(型)、それと中型MEGAの説明があります。
 https://yumarin7.sakura.ne.jp/retrokan/AstroNo82.pdf 
・1986年にはASシリーズと、EMシリーズの代わりにLNシリーズが展開されます。P12にAS(型)とLN(型)、中型MEGAの説明があります。
 https://yumarin7.sakura.ne.jp/retrokan/Astro1986.pdf

 よく見るとEM6とLNは明らかに形状が違います。AS型もなんかEM6型と違うのではないかと思ってます。
MEGAは置いといて、極軸望遠鏡の有無、経緯台になるかどうかはありますが、本体自体も同じように見えて3種類以上あるのでしょうか。

1987年のカタログの一部を添付しますが、それ以前がはっきりしません。

Re: アストロの小型システム赤道儀

Posted: 2024年8月18日(日) 17:47
by ガラクマ
 一人つっこみになりますが、大体よく似た赤道儀のシリーズがEM6、AS、LNなんでしょう?

特にLNシリーズとか。
それ以前、長年アストロの反射赤道儀は LN-3〇、LN-4〇、LN-6E・・と赤道儀ユニットは違えども、アストロの反射望遠鏡シリーズであることを”LN”で表し、LNシリーズと言っても良いようなものでした。
屈折望遠鏡はR-でわかりやすいものでした。
 それが、LNシリーズのR-60とか。EM6型赤道儀に乗ったものはEM6とかEMシリーズとは言わず、単にR-60でした。
統一性が理解できません。
どなたか、名前の由来をご解説いただける方がいらっしゃったら、よろしくお願いたします。

 ちなみに、写真は以前買ったLN赤道儀です。
極軸望遠鏡の口径が25㎜あるのに極軸体は細身です。AR-1とSPを足して2で割ったような形状と思います。
以前Onstep用に適当に買ってはみたものの、赤緯が部分微動であることを勘違いしておりました。
確かに、当時ビクセンのSP赤道儀等に比べ、その意味でも劣っていたことが、あまり見ない原因かもしれません。
鏡筒バンド取付ネジも4つもあります。