曇天会議（CloudyMeeting）

　ある方から、昭和43年製西村製作所20㎝反赤、木辺鏡の処分に対しご相談を受けてます。
貴重な来歴がある望遠鏡です。元藪保男先生の愛機で日本の天文台P70に掲載されております。

また、持ち主の方から以下のご希望を頂いております
　１．後年、万一不要となった際には絶対にスクラップにせず、代々引き継いで行く事をお約束頂くこと、
　　（行方不明とならぬ様に最終的には博物館寄贈希望）（転売ヤー駄目）
　２．改造が必要になる場合があると思いますが、いつでも現状復帰可能なこと、
　３．真鍮製銘板「藪保男先生記念望遠鏡」２枚を貼り付けること、
　使っていただくことが一番ではありますが、以上を了解頂けるなら、眺めるだけの方でも構いません。
銘板は厚み0.5ミリ×縦17ミリ×横74ミリ位で目立つものではありません。真鍮エッチング浮彫の高価なものです。

　また、調べたところ木辺鏡ですが、木辺さん自身がベストに近いという鏡で、有効径207㎜、焦点距離1650㎜。
相場は４０万円は超えると思いますが、交渉になるとは思います。
（メッキはf3mirrorさんに、お安くお願いできます）

　一般的な質問やコメント、この返信投稿でお願いいたします。。
具体的なお話を聞きたいということでしたら「ガラクマ」をクリックしてメールください。

　いかがでしょうか？

望遠鏡の状態ですが、以下のようなコメントを頂いておりますが、
致命的なものではなく、調整の範囲内とは思います。

①主斜鏡共、全面にクモリあり　→　要メッキ
②接眼筒の繰り出しが渋い、
③全体的に塗装のハゲ、錆、ホコリの付着あり、
④ファインダーレンズ汚れあり、
⑤主鏡フタが行方不明。（鏡筒先フタと斜鏡フタはございます）
⑥アイピース付属なし、

ガラクマ総帥

木辺鏡････素晴らしい響きです。
現在はニュートン式に人気が無い為、そうでもありませんが、一時期は使用前に最敬礼をしてから覗く････の様に
神格化されていた事もありました(笑
当方も偶然、1セット所有していますが、確かに惑星等、詳細に観ると、気流が良い時は、どこまでも見えてしまう感があります。
どなたか、有効利用される方に譲渡されれば良いですね。

どなたも引き受ける方がいない場合、当方が受けても良いですが、譲渡金額がネックとなります(泣
残念です～。