サイトロンジャパン メイド イン ジャパンの天体望遠鏡発表！

[Abbebe]

天文ガイド2024年3月号の裏表紙です。
サイトロンジャパンがメイド イン ジャパンの天体望遠鏡鏡筒をスタートするようです。
小型屈折機のように見えますが、どのような仕様で出て来るのか？
中国製に太刀打ち出来るような価格で出て来て欲しいですね！

[青色つきこ]

ケンコー・トキナーのメビウス(MOMEBIUS 55＋M-M5経緯台＋三脚セット)は、鏡筒はBORG、架台はケンコー
オリジナル。メビウスは、ちょっと価格が高いようにも思うのですが、でも興味はあります。
昔は「天文ガイド」命で発売日には何をおいても買いに行ったものでしたが。
最近は、手に取ることもなくなったので、この情報は、とてもありがたいものです。
何はともあれケンコー傘下のサイトロンジャパンは、どう出てくるのか、楽しみです。
サイトロンジャパンの自社工場　?　
かってのケンコーオプティクス新潟工場は、どうなったのか、関係はどうなのか。気になります。

ところで、サイトロンジャパンのホームページで沿革を見ると、元をたどればタスコ・ジャパンでした。
確か見ていたようにも思うのですが、すっかり忘れていました。
タスコ・ジャパンは米国タスコにアストロ光学工業や東和光器製作所の製品を輸出していた会社です。
(なお、タスコ・ジャパンは米国タスコとは資本関係はなかったそうです。)
話は逸れますが、CNを見ても、会社としてのタスコ、創業者のローゼンタール氏についての満足できる情報がないのは
残念な限りです。

[Abbebe]

写真はその昔のケンコーオプティクス社（新潟県胎内市）です。
この場所がどうも今回のメイドインジャパンの現場となる
現在のサイトロンジャパン新潟胎内工場のようですね！

[ひぽぽたます]

サイトロンジャパンオリジナルのSJ-M経緯台は胎内工場製と聞き及んでいます。
大本がKenkoと関係があるならば、こちらで製造するのは確実かと。
久々のジャパンブランドですので非常に期待しております！

[（＾０＾）コメト]

曇天会議の皆様こんにちは

天ガの裏表紙から高〇のCMが消えて、今度はサイト〇ンですか。。（~　~；
以前、五〇のCMも同様にして消えてから程なくして望遠鏡を作らなくなった
の思うと、いよいよ高〇もこれかなぁ。。
海外に販売を主として行くよな事聞きましたが、国内にはすでに内需の影は薄い？

[ガラクマ]

サイトロンジャパンがYahooニュースに上がってましたね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/93f5e ... 3e2e7325a6

国内の望遠鏡屋さんでは一番元気良さそうです。
サイトロン中国工場もどんどん拡張しているとのこと。
ちなみに広報担当のお姉さんは、小海で黒Dauerの帽子を買ってくれました。

[青色つきこ]

ケンコーオプティクス社の新潟工場については、「写真工業」1992.11のケンコーの広告中に落成の記載があり、ずっと
気になっていました。Abbebeさま、写真掲載ありがとうございます。真ん中の鞄・キャリーバッグが気になります...。

"（株）ケンコーの双眼鏡、光学製品の製造会社である（株）ケンコーオプティクスが建設していた新潟新工場が完成し、
去る８月２７日、新工場の新築披露が行われた。ケンコーオプティクスは、光学レンズの研磨、加工、組立を行い、製品
の展示会や見本市にも積極的に出品している。"

(ケンコーは子会社・合併が多いので、大きな括りで)ケンコーは都内から埼玉県に、更に新潟に拠点(工場)を作って行きま
すし、東和光器製作所も同じ流れです。
埼玉県への流れは、アストロ光学工業、カートン光学、高橋製作所、ビクセンも同じです。
カートン光学にいたっては、更に岩手県に、そこからタイに行っていきました。
岩手県には大一光学が都内から行きました。
人件費、騒音、工場の増築等などの理由からでしょうか。工業団地などの誘致もあったのでしょうねぇ。

[「原」]

ケンコーの胎内工場の話は昔、光栄精機製作所（ＪＢ１２７）の経営者の方のＨＰがあって記事が書かれていたのですが、残念ながらＨＰ消失してアクセス不能です。
一応魚拓は取ってあるので新潟工場の成り立ちを要約すると

・光栄精機製作所の経営者の方は終戦後、航空隊から無事帰還。その後仕事を求めて３年ほど転職繰り返す。
・銀座の路上で双眼鏡を売っている業者に遭遇。
　　軍属だった頃、陸軍技術研究所で習った仕事だから人にも教えることもできると考え、起業を決意。
・昭和２４年、北区滝野川にて光栄精機製作所で光学製品の組立作業を、5人で始める。
・昭和２８年、事業も成長し工場増築。
・昭和３３年には埼玉県和光市新倉に130坪の土地にレンズ工場拡張。社員は５０名に成長。
　　旭ペンタックスの測量機双眼鏡は全て製作するようになる。
多分、
https://jp.mercari.com/item/m57764572264
とかは、その頃の製品と思われる。（私の手元にある７ｘ３５はＪＢコードが１２７だった）
・昭和３８年。北池袋にも組立工場を配置。イヤホンなど電気製品の組み立て下請け（ソニー、アイワ、三洋電機）開始。
　　従業員数７０名以上に拡大。
・昭和４０年、和光に鉄筋４階建て工場を建設したが、都市部では人員確保が難しいのでこれを旭光学に売却。
　　新潟中条町（胎内市）へ工場移転。地元の工場誘致の支援もあって２０００坪の敷地となる
・昭和４２年、３００坪の工場建設。昭和５１年には１５０坪の工場を増築。
・昭和４４年、電気部門は縮小へ。
・昭和６２年、多忙のために病気で倒れ経営から退くことに。
　　企業買収の申し出５社の中から従業員の生活を第一と考え、ケンコーに委譲。全員移籍を果たす。

とのことでした。ここが今のケンコー胎内工場へつながっていると見られます。

[Abbebe]

2月23日（金）CP+2024　2日目に
サイトロンジャパンのセミナー「サイトロンジャパン天体新製品のご紹介」
として配信が有り、
この望遠鏡の詳細についての発表～説明が有りました！

φ75mm f375mm 1:5.0　SD、EDを使用した6群6枚構成
とのことです！
価格については発表は無かったですね！

[ガラクマ]

　Abbebeさん。ご紹介ありがとうございます
Pentax75のレデューサーを付けた時のスペックと似てますが、もっともっと高性能になるらしいですね。
　
　サイトロンとして他に ５㎝ fl=540mmの入門機を準備しているらしく、
その説明で「どこかで聞いたことあるような焦点距離ですが・・」とぼそっと言ったのが、マニアを感じました。

　その他、Sun76という口径76㎜の太陽望遠鏡がSkywacherから破格？の値段で出てくるとのことが気になります。