minoru様、みなさまこんにちは。
鏡の曇りの原因がカビだとしたら水や中性洗剤で洗うことで落ちるかもしれません。
勤務先で製造している特殊な顕微鏡のメンテナンスに行ったときに光学部品に大量の
カビが生えて全く見えない状況のものがありました。
エタノールでいくら拭いても取れなくて困ったのですが、だめもとで呼気を吹きかけて
水分で曇ったところを綿棒で拭いたところ少し取れました。
30回ほど繰り返すことですべて除去できました。
この時はまさに「目から鱗が落ちる」という感じでした。
カビの除菌というとアルコールというイメージがありますが、カビを除菌するときにアルコールを
使うのは細胞の中の水分を奪って死滅させるためで、逆に水分を与えれば細胞が柔らかくなって
取れるのだと理解しました。
以来、カビを除去するときは埃を落としてから、まずは水洗いをするようにしています。
こちらにおいでの皆さんはご存じの話だと思いますが試してみてはいかがでしょうか。
旧掲示板を「カビ」検索してみたところ2008年の出雲天文同好会のmikiさんの書き込みに
「カビの菌糸は消毒剤のオキシドールを綿棒に浸して、カビに塗布すれば数秒で分解できます。」
という話がありました。
水ならほぼタダで落とせるので水洗いでダメな時に試してみようと思っています。
また、「ガレージkatoさんのHP」に洗浄に関する情報があるという書き込みもありました。
現在はリンク切れでインターネットアーカイブで閲覧したところ対物レンズのカビ取りに
「クリーンエースに24時間漬け置きする」という話がありました。
クリーンエースを調べたところ、白華洗浄剤(白華及びタイルの酸洗い)で、
「コンクリートやタイル・レンガ等の白華やアクを強力に除去します。
他の酸系洗浄剤に比べてステンレス・銅等の金属腐食性が小さいです。 無臭です。」
とあり、酸性溶液らしいので反射鏡に使うのは危険ですね。