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Re: 思い出の天体望遠鏡を語る
Posted: 2023年12月04日(月) 15:17
by さとう
サジモト様、みなさまこんにちは。
サジモト さんが書きました: ↑2023年12月01日(金) 16:52
優しかった母が頑固な親父に根回しして買って貰ったのはTS‐50でした。対物フードのキャップはねじ込み式、極軸はベアリング入り、光軸修正装置付きのセルと、最近の大陸性の質感に乏しい初心者向けの機材とは異なる重厚な造りの「本物の望遠鏡」でした。
前にアップした写真で既にお分かりになったかもしれませんが、当方もこないだ中古で入手しました。
小さいけど好い望遠鏡だと思います。
手元のモデルは、ねじ込み式のフタが両方とも金属製でした。
前オーナーさんも大切にしていたようで、木脚こそ擦り傷だらけですが、塗装の剥離は少なく、錆はほとんど認められないです。
半世紀前に作られたとは思えないほどです。
Re: 思い出の天体望遠鏡を語る
Posted: 2023年12月05日(火) 11:02
by ガラクマ
私も、ダウエルの次に買ったのが、同じTS50関連ですが、架台だけ。
これに、ダウエルの三脚を自作直脚にして余ったダウエルの三脚と、ダウエルの5㎝ガイディンクスコープを主鏡にして、3Bの鏡筒バンドを加工して、スリックの自由雲台にOM-1で写真を撮っていました。
極軸合わせにすごく時間がかかり、標準レンズはなんとか手動ガイドできるのですが、200㎜は全然ダメでした。
少したってから、カメラの固定が甘く、方向によって自重で動いているのではないかと分かりました。
だいたいダウエルの5㎝は鏡筒径が50㎜、TSが58㎜、たしか3Bは54㎜、雲台を乗せる金具も自作2㎜厚くらいのアルミ板を曲げたもの。それぞれカーペットの端切れみたいなものを挟んでとめてましたが、レンズの先を持って揺らすと、架台は止まっているのに、ゆらゆら動きます。
仕方なく根本原因対策として、高橋から50㎜焦点距離500㎜のガイディンクスコープとして売っていた鏡筒だけを買いました。これがビックルするほどよく見えて、驚いた記憶があります。
当時 TS50㎜カイド鏡>>ダウエル5㎝カイド鏡>ダウエル12cm反射=ダウエル付属2cmファインダー、って感じでした。
TS50赤道儀は素晴らしいですが、高橋の赤道儀の欠点?スプリングを押すタイプの赤緯微動が堅く、小さな赤道儀ですので動かす時にストレスの影響が一番出ることです。
手動ガイド途中で赤緯微動を動かす時は息を止めて緊張の一瞬です。
ですので、極軸を合わせを正確にしないといけません。ひどいときは1時間半以上かけて極軸を合わせていました。
誰も来ないだろうと、道にはみだして望遠鏡をセット、やっと極軸合わせが終わったときに、深夜なのに予想外に大きな車がきて望遠鏡を動かさないといけなくなったときは、相当凹みました。
Re: 思い出の天体望遠鏡を語る
Posted: 2023年12月17日(日) 14:17
by 青色つきこ
みなさま、こんにちわ。
双眼鏡については、
1970年代後半、「天文ガイド」に双眼鏡のレポートが連載され、その中でキャノンの7×50mmが総合点92点だったと記憶
している。
ボシュロムタイプで先細りになっていたように記憶している、私が住んでいたところでは輸出向けのキャノンの双眼鏡など
売っているはずもなく、どこで売っているのかなど知るすべも無かった。
後年、ヤフオクで見たりしたが、最初の印象とは違っていた。
鏡体は、思っていたよりも先細りではなく、普通に思えた。
7×50mmは重量1キロ越で、私には合わなかった。
手持ちには、ビクセンの8×40mm、後に高橋製作所の7×40mmアストロノーマーを買った。
ビクセンのは広角タイプで、色収差、視野から離れると星像の悪化が目についてしまい、使わなくなった。
ヤフオクで見ると、キャノンの8×30mmは鏡体加工はLJ-E番号から岩崎光機製作所、多分7×50mmも同じだと思われる。
岩崎光機製作所は1955年創業の板橋区の鏡体加工メーカー、現在はどうなっているのか。
良い個体があれば、思い出に買いたいと思っているが、最初の印象が残っていて購入まで踏み出せない。