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Re: サイトロンジャパン メイド イン ジャパンの天体望遠鏡発表!
Posted: 2026年3月31日(火) 10:48
by Abbebe
HGさん、こんにちは。情報有難う御座います!
阿部哲也氏のクラファンの情報、私は実はCAMPFIREに登録(最近別件に出資したところです!)しているにも関わらず恥ずかしながら存知ておりませんでした。
支援者2名で終了は大変残念ですね!
もっと拡散が欲しかったですね。
はっきり言ってペンタックスブランドが付かなかったのは大きい原因ですね!
45台ロットの残在庫ですか?
ビジネスは難しいですね!
Re: サイトロンジャパン メイド イン ジャパンの天体望遠鏡発表!
Posted: 2026年4月06日(月) 21:51
by ガラクマ
知りませんでしたが、 サイトロンジャパンがメイド イン ジャパンの天体望遠鏡として売り出したのは、他でもNAKOHというブランドがあるようですね。
大阪天王寺に本拠がある新進気鋭? 創業令和6年7月の新興メーカーです。
https://www.nakoh.co.jp/
これからの展開が楽しみです。
Re: サイトロンジャパン メイド イン ジャパンの天体望遠鏡発表!
Posted: 2026年5月07日(木) 15:29
by Abbebe
NAKOHの広告文言中に、高次色収差を徹底的に補正と有りますが、
高次と言うのは例えば5次とかの色収差があるんでしょうかね?
徹底的な補正というのは具体的にどういうことをやっているのでしょうかね?
天文ガイド2026年6月号の裏表紙にも書かれています!
Re: サイトロンジャパン メイド イン ジャパンの天体望遠鏡発表!
Posted: 2026年5月07日(木) 21:41
by HG
>高次と言うのは例えば5次とかの色収差があるんでしょうかね?
あるんです。
たとえば、球面収差の色収差があります。
球面収差の級数展開は、SA=[a1・y1^2]+[a2・y2^4]+[a3・y3^6]+[a4・y4^8]+.......
として求めることが出来ます。
指数が2、4、6、8....と上がっていきますが、これが高次の球面収差です。
一番下から3次の球面収差、5次の球面収差、7次の球面収差の項と呼ばれます。
aはベンディングで求めた数、yはレンズごとの像高です。
奇数の指数の項が無いのは、入射瞳のプラス側とマイナス側で打ち消されてしまうためです。
これは、単色の場合の式ですが、それぞれの球面収差に色収差が発生するので、高次の色収差が発生してしまいます。
レンズの設計をする人は、3次の球面収差と5次の球面収差を重ね合わせてキャンセルするように、レンズの設計を行います。
古い時代の天体望遠鏡は、ここだけで済ませていましたが、
現代の天体望遠鏡は、7次の球面収差も加えて更に補正をかけるようですね。
球面収差の図で収差が朝顔の蔓のようにうねりながら右に左に絡まるように表現されるのがその状態のレンズです。
タカハシのTOAなどですね。
TOAやFOAでは一種の「空気レンズ」の手法が高次収差の発生に使われていましたが、組み立て要求精度が非常に厳しくなるので、カメラメーカーはあまり採用しない手法だったといいます。
空気レンズは、ライカが市販レンズとしては最初に採用していましたね。
あるいは、凹レンズの発散面に入射する部分の像高yの位置違いで発散量を変えて高次収差を発生させるという手法も良く使われます。これは、FSQなどのペッツヴァール型のレンズで使うようになりました。
このあたりは、レンズの選択が大きく影響するので、レンズの形だけ見ても分からないです。
カールツァイスは、特許公報であってもそこはごまかして分からなくしてしまうので、そこを見抜くのがレンズ設計の初心者の心得だったと言われました。
そこまで補正をかけると球面収差の色収差が目立つので、それを打ち消さないと片手落ちになってしまいます。
スフェロクロマチズムと言う手法ですが、このあたりは、タカハシだと最初のFCTの時はその補正にフローライトを使うことで済ませられました。初代FSQでフローライトが二枚必要だったのはこのためだと思います。最近のFSQでは再びEDからフローライトに戻りましたね。
高次球面収差を発生させる手法は他にも沢山あり、ここで単純に説明することが出来ないので、それはレンズ屋さんのお仕事だと考えて、あきらめてください。
サイトロンの傳甫さんは、ペンタックスでは写真レンズなどの設計もしていたと思うので、そのあたりはごく普通にやっていると思います。
彼の先生の阿部さんも同様で、彼らにはいろいろなノウハウがあるそうです。
実は、高橋製作所の柚山さんは、カメラメーカーに行って光学設計の先生から手法を学んでいるので、同じテクニックを持っています。
ただ、三人とも設計思想がかなり違う方々なので、アレンジがずいぶん異なり、選択する手法も異なりますね。