Re: ヤフオクを流れていく名機達
Posted: 2026年8月10日(月) 18:04
皆様こんにちは。
HG様
望遠鏡そのものを干渉計で評価をされたいというお話ですね。
直径300mmの基準面を購入しようとなると高額になってしまい現実的ではないですね。
300mmの平面を磨ける研磨機を持っている研磨屋さんは限られていると思います。
(半導体製造用のシリコンウエハーは300mmが主流で当たり前に磨いているようですが)
木村様のお話にある「アマチュアは道具なしにやってのける」に走らざるを得なくなると思います。
基準面を自作するにしても大きいと熱的に安定するまで相当な時間を必要とするので普通のガラスを
使うのはかなり困難と思われます。
熱的に安定するのを待たずに済む方法は低膨張素材を使う事です。
天文台の大型望遠鏡や建設中のTMTに使われているZERODUR(ショット)、Clearceram(オハラ)
などの結晶化ガラスは石英ガラスより膨張係数が小さいのが特徴です。
https://media.schott.com/api/public/con ... nload=true
https://www.ohara-inc.co.jp/wp-content/ ... 130621.pdf
これらの素材が高価で手が出ないかというと、そうでもありません。
最近、顕微鏡関係の仕事で熱膨張が問題になった時に日本電気硝子のネオセラムN-0を試しました。
https://www.neg.co.jp/products/neoceram/index.html
厚さ3mm、300×300mmで13,585円(税込み)でした。
https://axel.as-1.co.jp/asone/d/2-9741-02/
それほど高くない理由は耐熱ガラスという扱いで調理器具やストーブの窓材などに使うことを想定しているから
と思われます。
幅40mm長さ220mmを切り出して片持ちのサンプルホルダーを作り光学系への取り付けを工夫したところ
周囲温度が10度変わっても1μmも動きませんでした。
丸い物もあり、厚さ5mm、φ300mmで17,347円です。(こちらはアマゾンで売っていました)
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AC%E3%8 ... s_li_ss_tl
平面研磨で面精度を確認するには3面は磨く必要がありますが表裏両方磨けば2枚で済むので35,000円ぐらいで済みますね。
問題は厚みが5mmというところで、立てたりするとたわむ可能性があります。
2枚貼り合わせるとか何かしら工夫が必要になるかもしれません。
そうなると費用がかさむことになります。
画像は厚さ3mm、300×300mmから必要な分を切り取った残りです。
少し茶色っぽく色づいていますが光が透過するので2面を合わせて干渉縞を見ることは出来ます。
(下に敷いたビニールシートの折り目が見えているのがわかると思います)
ニュートン反射の斜鏡であれば5mm厚でも行けそうな気がします。
望遠鏡メーカーが採用しないのは青板やパイレックスよりは高価なのと研磨しにくいから、あるいは斜鏡だけ
良くしても意味がないからかもしれません。
ご参考まで。
HG様
望遠鏡そのものを干渉計で評価をされたいというお話ですね。
直径300mmの基準面を購入しようとなると高額になってしまい現実的ではないですね。
300mmの平面を磨ける研磨機を持っている研磨屋さんは限られていると思います。
(半導体製造用のシリコンウエハーは300mmが主流で当たり前に磨いているようですが)
木村様のお話にある「アマチュアは道具なしにやってのける」に走らざるを得なくなると思います。
基準面を自作するにしても大きいと熱的に安定するまで相当な時間を必要とするので普通のガラスを
使うのはかなり困難と思われます。
熱的に安定するのを待たずに済む方法は低膨張素材を使う事です。
天文台の大型望遠鏡や建設中のTMTに使われているZERODUR(ショット)、Clearceram(オハラ)
などの結晶化ガラスは石英ガラスより膨張係数が小さいのが特徴です。
https://media.schott.com/api/public/con ... nload=true
https://www.ohara-inc.co.jp/wp-content/ ... 130621.pdf
これらの素材が高価で手が出ないかというと、そうでもありません。
最近、顕微鏡関係の仕事で熱膨張が問題になった時に日本電気硝子のネオセラムN-0を試しました。
https://www.neg.co.jp/products/neoceram/index.html
厚さ3mm、300×300mmで13,585円(税込み)でした。
https://axel.as-1.co.jp/asone/d/2-9741-02/
それほど高くない理由は耐熱ガラスという扱いで調理器具やストーブの窓材などに使うことを想定しているから
と思われます。
幅40mm長さ220mmを切り出して片持ちのサンプルホルダーを作り光学系への取り付けを工夫したところ
周囲温度が10度変わっても1μmも動きませんでした。
丸い物もあり、厚さ5mm、φ300mmで17,347円です。(こちらはアマゾンで売っていました)
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AC%E3%8 ... s_li_ss_tl
平面研磨で面精度を確認するには3面は磨く必要がありますが表裏両方磨けば2枚で済むので35,000円ぐらいで済みますね。
問題は厚みが5mmというところで、立てたりするとたわむ可能性があります。
2枚貼り合わせるとか何かしら工夫が必要になるかもしれません。
そうなると費用がかさむことになります。
画像は厚さ3mm、300×300mmから必要な分を切り取った残りです。
少し茶色っぽく色づいていますが光が透過するので2面を合わせて干渉縞を見ることは出来ます。
(下に敷いたビニールシートの折り目が見えているのがわかると思います)
ニュートン反射の斜鏡であれば5mm厚でも行けそうな気がします。
望遠鏡メーカーが採用しないのは青板やパイレックスよりは高価なのと研磨しにくいから、あるいは斜鏡だけ
良くしても意味がないからかもしれません。
ご参考まで。