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Re: ミザールテックのガラクタ市

Posted: 2024年12月15日(日) 12:38
by 還暦α
皆様こんにちは。

昨日の11時半ごろから12時過ぎまで我楽多セミナー2024年冬の陣に参加してきました。
私が到着した時はだれもいませんでした。
鈴木さんの先客は多分私です。(φ35斜鏡の良品とセル、私が先にいただきました。すみません)

画像の上段左からφ35mm斜鏡(500円)2枚、φ35mm斜鏡用セル(値段不明)2個、
36.4オス-32mmオスねじ変換リング(500円)、ドリル刃(100円)2本、φ18mm用バランスウエイト2kg(1,500円)
下段は階段の踊り場に置いてあった0円ボックスに入っていた双眼鏡2個と12V5AのACアダプターです。

値段のついている物を合計すると3,700円になりますが、2,700円にしていただけました。

店員の方と少しお話をして機械加工の話になり、板橋に高橋製作所の工場があったころは同じ加工屋さんに
加工を依頼していて、「高橋よりも少し精度が悪くても良い」と言って発注していたそうです。
電子観望が主流になりSeestar S30のようなものが5万円を切ると入門用の望遠鏡は売れなくなるのではないかと
言われていました。

36.4オス-32mmオスねじ変換リングは勤務先の旋盤を借りて36.4mm-φ31.7mmの接眼アダプターに加工するつもりで
買ったのですが、今日、検索したらビクセンの36.4-31.7ADが安く売られていたので加工せずに終わりそうです。
以前調べたときに安いものが無かったように思っていたのは勘違いだったようです。

https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A9%E4%B ... s_li_ss_tl

https://www.yodobashi.com/product/000000108302901193/

https://www.biccamera.com/bc/item/1372568/

支払金額ではアマゾンが安く、ポイントを考慮するとヨドバシやビックカメラで購入するのが一番安そうです。

午後、会合がありその後は忘年会で、わかってはいたものの移動の際にバランスウエイトの重さが
ちょっと気になりました。

Re: ミザールテックのガラクタ市

Posted: 2024年12月22日(日) 14:28
by 還暦α
皆様こんにちは。

ガラクタ市で購入した斜鏡を勤務先の干渉計(FUJINON  F601 有効径60mm)で調べてみました。
良品と書いてありましたがこれでは主鏡の性能を発揮できませんね。

”ガラクタ”でした。残念。

Re: ミザールテックのガラクタ市

Posted: 2024年12月23日(月) 11:37
by ひぽぽたます
↑ オプティカルフラットと単色光ライトの組み合わせでしょうか?
  オプティカルフラット重量でたわんだ・・・・という事は無いかな?

因みに、当方が到着した22日12:15で、先客が1人で、あとは誰も来ませんでした。
どちらの方が、遅くまでいらっしゃったか判りませんが、当方とクロスした方は、鈴木様か、還暦α様だった様ですね。
因みにシ●●●トで勤務しているとの事でしたが・・・?
ニアミス~!

Re: ミザールテックのガラクタ市

Posted: 2024年12月24日(火) 23:14
by 還暦α
皆様こんばんは。

FUJINON F601はレーザ干渉計(フィゾー干渉計)です。

https://www.fujifilm.com/jp/ja/business ... eter/f601h

光源は赤い光のHe-Neレーザーです。
He-Neレーザーを使っているので干渉性は抜群でコーティングされていない平面であれば基準面と反射率が
ほぼ同じなのでとても良く縞が見えます。
今回のようにアルミコートされていると反射率が高く基準面との光量差があるので干渉縞は薄くなります。

基準面はλ/20の仕様でおそらく合成石英か溶融石英製と思われます。

勤務先にあるのは30年以上前のとても古い機種でモニターはブラウン管です。
現行機種は液晶モニターですが、モニター以外は何も変わっていないように見えます。
ハイビジョンが当たり前になっているのでカメラの解像度は高くなっているような気がします。
(昔のカメラは640x480ドットの30万画素程度、今は1,000万画素以上が当たり前)

Youtubeに全機種の紹介動画がありました。

https://www.youtube.com/watch?v=PgJwgp9FziI

球面の基準面と収差補正されているレンズがあれば球面の検査も可能ですが、基準面と検査面の曲率中心を
一致させないと干渉縞が多くなりすぎて見えないので角度調整だけで済む平面に比べると調整が大変です。


最初に就職した会社にはZygo Mark Ⅳがありました。
有効径100mmの平面検査用でしたが当時(就職したのは1986年)で1,000万円以上したと聞いたような...。

中古品の画像がありました。

https://jp.caeonline.com/buy/mask-wafer ... iv/9292128

上の画像手前の調整ネジが付いている部分に基準面を設置して使います。

こちらの右側の画像のような配置で平面を検査する場合は検査するものを立てて観察していました。
(赤く丸い部分が検査面。ちょっと近すぎ)

https://www.insaco.com/applications/qua ... metrology/

透過波面、脈理などの検査は基準面をもう一枚用意して干渉縞がワンカラー(縞が1本もない状態)
にするか、見やすい縞を出しておいて間に検査するものを入れて干渉縞の変化をみていました。
(上記画像の検査面が2つ目の基準面になり間に検査するものを入れます)

専用のポラロイドカメラでブラウン管モニター画面を撮影していたことを思い出しました。
オシロスコープの波形もポラロイドカメラで撮影していましたね。
今はスマホでメモ代わりになんでも撮影していて時代は変わりました。

ガラクタ市には土曜日に行ったので、ひぽぽたます様が遭遇されたのは別の方だと思います。