光文社の雑誌「少年」

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青色つきこ
記事: 65
登録日時: 2023年6月12日(月) 23:44
お住まい: 日本/Japan

光文社の雑誌「少年」

投稿記事 by 青色つきこ »

この曇天会議を訪れる方々の中には、光文社の月刊誌「少年」を読んでいた方もおられると思います。
1955年には、成東商会、五藤光学研究所、アストロ光学が自社の広告を掲載し出しました。
成東商会(ダウエル光学器械製作所)とアストロ光学(引き継ぐ形でアストロ光学工業)は1958年まで、
五藤光学研究所は1955年のみ。
アストロ光学のキャッチフレーズは「"宇宙の征服"はアストロ光学の望遠鏡で!!」でしたし、
その最初の広告にはライフルスコープや顕微鏡も載っています。
成東商会、アストロ光学の製品は「少年」の懸賞品に採用されています。
2019年にアストロ光学工業を訪ねた際に、T社長が「(アストロ光学が)アトムに広告を出していた」と言う
言葉がずっと私の頭の中に残っていました。
アストロ光学が広告を出していた当時、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズや手塚治虫の鉄腕アトムが連載さ
れていました。
因みに少年探偵団シリーズは1955年が「海底の魔術師」、1956年が「魔法博士」、1957年が「妖人ゴング」、
1958年が「夜光人間」です。
私は少年探偵団シリーズはポプラ社版で読みましたが、当時は執筆時期や時代設定まで考えた記憶はありません。
1950年代を意識するようになったのは小島修介氏への関心からです。
ところで、江戸川乱歩氏は日本宇宙旅行協会の理事になっていましたが、特にアストロ光学との関係は見いだせ
ていません。
それにしても、「少年」は科学雑誌でもないのに、成東商会、五藤光学研究所、アストロ光学は、どうして広告
を出したのでしょうか。
天文への興味は、幼少の頃に芽生えるわけでもないけど、天文少年・少女は今、どのくらいいるのか。
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ガラクマ
記事: 378
登録日時: 2023年6月07日(水) 21:16

Re: 光文社の雑誌「少年」

投稿記事 by ガラクマ »

青色つきこさん、ご紹介の広告を添付します。
確かに、少年向け雑誌には天体望遠鏡の広告が多かったように思います。
1950年代はちょっとわかりませんが、1960年代でもあったと思います。
望遠鏡の広告_ページ_1.jpg
望遠鏡の広告_ページ_2.jpg
望遠鏡の広告_ページ_3.jpg
 プライベートメッセージです
青色つきこ
記事: 65
登録日時: 2023年6月12日(月) 23:44
お住まい: 日本/Japan

Re: 光文社の雑誌「少年」

投稿記事 by 青色つきこ »

ガラクマ様、広告の紹介・掲載、ありがとうございます。
いろいろ、集められていますねぇ。アトムのは、はじめて見ました。
アストロ光学工業について言えば、1959年以降も広告を掲載していたのでしょうか。
T社長の「アトムに広告を出していた」云々の主語は、"アストロ光学工業"と解した方が良かったのかもしれません。
あの時は微妙なニュアンスでしたが
ガラクマ様は、どう解釈しましたか?
1955年の成東商会と五藤光学研究所の広告は、まだものを見ていないので、整ったらアストロ光学の分と併せて掲載
したいです。
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