CP+2026開催に合わせたように2月27日OMデジタルソリューションから
OM-3 ASTRO が発売されました。
Hα線=656.3nmの透過率を従来の約25%から100%に上げた天体写真専用マイクロフォーサーズミラーレスですが、
星ナビ2026年4月号に紹介記事が有り、IRカットフィルター特性が載っておりました。
ここで私が気にしたのはIRカット側では無くてUVカット側です。
半値385nm程度でしょうか?
天体専用CMOSカメラ等で天体撮影を行う場合、通常400~700nm透過、その外側はCutしているIR-UVカットフィルターを使用します。
UV側を400nmでカットするのは青ハロ低減対策としても有効であることが分かっていて、青ハロの多いアクロ光学系用には420nmカットとか最大440nmカットまで実施したりすることも有るように思います。(←青ハロ低減フィルター)
なお、彗星のあの美しい色の再現の為には430nm付近の透過の必要性が重要であり、青ハロ低減フィルターとの共存が難しいことも分かっていますが。
天体写真で問題になるのは青ハロ(実は紫ハロ)ですが、通常写真でも紫の倍率色収差によるパープルフリンジ(画像内のエッジ部分に紫の縁取り(フリンジ)が発生する)がやはり一時問題になって、その後のデジカメ内部のUVカットフィルターは420nm程度が主流になっているように私は思っておりましたが。
OMは現在も385nm程度であることが今回分かりました!
オリンパスにはオリンパスブルーという訴求があって、オリンパスブルー再現の為にはUVを多少多く透過させているというポリシーがあったようにも記憶していますが、現在もそれを貫いているんでしょうか?
このカメラ OM-3 ASTRO は、
パープルフリンジ特性、また、天体写真における青ハロ発生特性はどうなのか?(大丈夫なのか?)
多少気になるところです。
勿論オリンパスレンズで撮影した状態では問題にならないことを確認済であることは間違い無いので、
そうではない一般的な天体機材(光学系)を使って撮影した場合にどうなのか?
ということです。
OM-3 ASTRO
Re: OM-3 ASTRO
Abbebe さん
これは、実際に入手して人柱になるしかないと思います。(笑
実際の干渉型フィルターの性能は、ガラスの材質とスパッタリングの精度それから多層膜の枚数が関わっていて、お値段に比例するといいますね。
ミラーレスになってからキャノンの出した天体用のカメラ、
コストダウンしたフィルターのために画面の周辺でゴーストが出たので有名になりました。
カットした領域にリークがあったのが原因でした。
干渉型フィルターで良く知られた会社の製品で、ある方が撮影すると周辺の画像が酷く悪化したフィルターがあって、自分の望遠鏡のレンズが悪いのかと焦って調べたそうです。ところが対物レンズそのものはどこも悪くない。原因はそのフィルターだったと分かったそうです。面精度がおそらく悪かったか、脈肌でもあったのでしょう。でも交換してくれなかったといいます。
輝星の周りの滲みやゴーストは、OD値が関係しているといいます。
これはガラス自体の品質が関わっているということで、中国製の普及品のナローバンドパスフィルターは、
ガラス代をケチっているので、アメリカの高級品のようなスカッとした画像はあきらめないといけない。
と、その中国のメーカーが説明していました。
そのメーカーにガラス違いで高性能版もありますが、やはりお値段が高かったです。
ゴーストは、主に青波長に出ますね。
今は無き、アストロドンのフィルターが値段が馬鹿みたいに高いのに人気があったのは、
青ゴーストが少なかったためだと思います。
経験的に、青から紫の領域はフィルターの性能というかコスト次第だと思います。
ということで、オリンパスのカメラが実際どうなのかは、
やはり実際に使ってみないと分からないのではないでしょうか?どれだけコストをかけたフィルターとなっているか?
ちなみに、私の使っていた天体用カメラは、色収差の出方が画面の左右で異なっていました。ボディが悪いのか、レンズが悪いのか、あるいはフィルターが悪いのか、メーカーにまるごと出してチェックしてもらいましたが、「異常ありません」として戻ってきました。
でも、実際には違うんですよね。
カメラのセンサーは、フォトダイオードの特性上黙って設計すると赤の感度が高くなり、一般写真には適さないので、
メーカーは苦労して赤の感度を落として青の感度を上げるように設計していたと記憶しています。
青の領域は、自社のレンズの色収差の許容値に最適化しているので、オリンパスレンズであれば、
確かにその点は期待ますね。
アダプターを付けてコシナのアポランターなどを使ってみるのも興味深いですね。
これは、実際に入手して人柱になるしかないと思います。(笑
実際の干渉型フィルターの性能は、ガラスの材質とスパッタリングの精度それから多層膜の枚数が関わっていて、お値段に比例するといいますね。
ミラーレスになってからキャノンの出した天体用のカメラ、
コストダウンしたフィルターのために画面の周辺でゴーストが出たので有名になりました。
カットした領域にリークがあったのが原因でした。
干渉型フィルターで良く知られた会社の製品で、ある方が撮影すると周辺の画像が酷く悪化したフィルターがあって、自分の望遠鏡のレンズが悪いのかと焦って調べたそうです。ところが対物レンズそのものはどこも悪くない。原因はそのフィルターだったと分かったそうです。面精度がおそらく悪かったか、脈肌でもあったのでしょう。でも交換してくれなかったといいます。
輝星の周りの滲みやゴーストは、OD値が関係しているといいます。
これはガラス自体の品質が関わっているということで、中国製の普及品のナローバンドパスフィルターは、
ガラス代をケチっているので、アメリカの高級品のようなスカッとした画像はあきらめないといけない。
と、その中国のメーカーが説明していました。
そのメーカーにガラス違いで高性能版もありますが、やはりお値段が高かったです。
ゴーストは、主に青波長に出ますね。
今は無き、アストロドンのフィルターが値段が馬鹿みたいに高いのに人気があったのは、
青ゴーストが少なかったためだと思います。
経験的に、青から紫の領域はフィルターの性能というかコスト次第だと思います。
ということで、オリンパスのカメラが実際どうなのかは、
やはり実際に使ってみないと分からないのではないでしょうか?どれだけコストをかけたフィルターとなっているか?
ちなみに、私の使っていた天体用カメラは、色収差の出方が画面の左右で異なっていました。ボディが悪いのか、レンズが悪いのか、あるいはフィルターが悪いのか、メーカーにまるごと出してチェックしてもらいましたが、「異常ありません」として戻ってきました。
でも、実際には違うんですよね。
カメラのセンサーは、フォトダイオードの特性上黙って設計すると赤の感度が高くなり、一般写真には適さないので、
メーカーは苦労して赤の感度を落として青の感度を上げるように設計していたと記憶しています。
青の領域は、自社のレンズの色収差の許容値に最適化しているので、オリンパスレンズであれば、
確かにその点は期待ますね。
アダプターを付けてコシナのアポランターなどを使ってみるのも興味深いですね。