ヤフオクを流れていく名機達

「古スコ広場」 懐かしの望遠鏡、昔欲しかった望遠鏡、古い望遠鏡や産業を語りましょう
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木村
記事: 163
登録日時: 2025年2月06日(木) 11:24

Re: ヤフオクを流れていく名機達

投稿記事 by 木村 »

 SC補正板径25cm、主鏡径30cmですかぁ、こりゃまた立派なシュミットカメラですねえ。

使った事ないんですけど、丸いフィルムとフォルダ、これを1枚、1枚交換しながら写真を撮るって大変だと思うのですよ。昔の4×5カメラみたいなもんで。確かに、F3.4なら横に出せるかな? 横に出して連写できるようにすれば、随分と楽になると思います。
フィルムフォルダーの大きさって、どのくらいだったのでしょう? 例えば、ZENZA BRONICA (ゼンザブロニカ) 6×6フィルムバックってのを、今日筒内の焦点面にどんと置いてしまったらどんなもんでしょね? もちろん、象面フラットナーレンズは作らないとならないと思いますが、まぁ、難しくはないでしょう。フィルムでは後処理が大変だってことなら、かつお金に糸目を付けないなら、ハッセルブラッド辺りからデジカメのフィルムバッグが出ておりますよね(目の玉が飛び出る値段だったと思いますが。)

 だけど、ここからが天文趣味の問題点でありまして、連写できるようになったとして、その多量に撮れる写真で何するのか?って問題が津波のように押し寄せてくるわけで・・・昔だったら、天文ガイドの写真コーナーに投稿して、おぉ!載ってる載ってると喜んでても良いですけど。
 だけど、曲がりなりにも天体観測に使いたいと(私は)思います。だけど、例えば系外銀河の超新星捜索みたいなのだったら、写野が狭くて良いので、SCカメラは要らないと思います。SCカメラの写野が広いことを活かすなら、変光星の写真観測ですかね? 昔は線形性と感度で光電子増倍管を使ってましたが、今は、個体半導体素子で測光するとか聞いたことがありますが・・・

 やっぱり、手段が目的になり、手段が完成してしまうと目的がどっかに行ってしまって、戦艦大和の46cm主砲みたくなる・・・ものなんですよね。趣味ですから、それでも本人が満足できれば良いとは思いますが。

 
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ひぽぽたます
記事: 358
登録日時: 2023年6月16日(金) 08:45

Re: ヤフオクを流れていく名機達

投稿記事 by ひぽぽたます »

日本特殊光学の16cmシュミットカメラをスカイメモSTに積載して使っていました。
フィルムですが、平面ではなく、湾曲させてセットさせる為,現代の平らな画像素子では使えません。
そう言えば、撮りたい枚数分だけフィルムをセットしたホルダーを持って行くので大変だったなぁ・・。
最終的にはホルダーを20セット位,持っていました。
平面の画像素子を使うならば、やや良像範囲が狭くなりますが、同社のライトシュミットが使えます。
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木村
記事: 163
登録日時: 2025年2月06日(木) 11:24

Re: ヤフオクを流れていく名機達

投稿記事 by 木村 »

 いえ、ライトシュミットが象面湾曲がないのは知ってるのですが、ガラクマさん紹介の有効径25cmのシュミットカメラは、純シュミットの様なので、主鏡を作り替えるよりは平凸レンズを作れば良いだけのフラットナーレンズを作った方が楽なのでは?って話しです。
(ただし、フラットナー付きの純シュミットって、見たことがないですけど。)

 2025年12月14日(日) 20:48の書き込みの写真は、ライトシュミットですけど、横に出してる接眼部にはニコンのフィルム35mm一眼レフが付いていました。元のオーナーさんは、連写ができる一眼レフをフィルムバッグにした方が効率が良いと判断したのでしょう(元、プロの方だったみたいなので)。

 話しが戻りますが、パロマー山天文台(ヘール天文台)の5mのとなりには、1mちょいのシュミットカメラがあります。子供の頃の憧れの一つでした。そのカメラで、広角写真をどんどん撮っていって、その写真の中に不思議な天体を見つけ出して、5mで拡大して撮影する作戦だったそうです。だからシュミットカメラは、捜天が目的だったわけです。でも今は、その役割も少し変わったのでしょう。CCDの撮像装置が付けられて、現役で働いているようです。
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 で、先の12月14日のライトシュミットカメラは、天文雑誌社の人がきて「これで、星団とか星雲を撮ったら凄いでしょうねえ」という問いに対して「んな、幼稚な事にはつかわんのだ」と笑ったんだそうで、目的は分かりませんが、果てしのない研究テーマを追ってらしたのでしょう。フィルムが装填されたまま止まって、そのまま売に出されていたので、急にオーナーが亡くなったとかだろうと思いますが、あのライトシュミットカメラは幸せだったでしょう。
昭和爺
記事: 5
登録日時: 2025年9月15日(月) 16:31

Re: ヤフオクを流れていく名機達

投稿記事 by 昭和爺 »

今晩は。セレストロンのRASAはまさにフラットナーレンズ付の純シュミットに相当するんじゃないでしょうか?
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木村
記事: 163
登録日時: 2025年2月06日(木) 11:24

Re: ヤフオクを流れていく名機達

投稿記事 by 木村 »

添付の左が、そのRASA、右側がオリジナルの純シュミットカメラの光路図です。(以下、scと略)
純scは、補正板が主鏡の曲率中心に置かれるので、焦点距離の2倍の鏡筒が必要になり、これがscを大きくさせる原因です。

RASAは、補正板が焦点面と同じか、むしろ主鏡に近い方に置かれているんで、ライトsc(最近、フラットscって名も聞きますが)の一種かと思います。

それと、純scのフラットナーは、主鏡の焦点距離の半分程度のflの平凸が基本です。明るいscだと色消しになるかもしれませんが、こんなに複雑な補正レンズにはなりません。
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還暦α
記事: 192
登録日時: 2023年6月20日(火) 12:59

Re: ヤフオクを流れていく名機達

投稿記事 by 還暦α »

皆様こんばんは

別スレでガラクマ様が紹介されていたと思いますが顕微鏡で焦点をずらしながら撮影して
合焦している部分を判別・合成して立体像を作るデジタル顕微鏡があります。
この技術を応用してイメージセンサーを焦点方向に移動させながら撮像して合焦している部分を
合成すればフィールドフラットナーなどを使わずシュミットカメラ本来の性能で撮像できると思います。
撮像する枚数が多くなるので撮影に時間がかかってしまいますがそこは裏面照射C-MOSセンサーの感度に
助けてもらえるのではないでしょうか。
シュミットカメラの像面湾曲は計算できるので画像合成は比較的簡単にできるはずです。
フィルムで撮影した画像と同じ視野を焦点をずらしながら撮影したイメージセンサーの画像を使って
機械学習させれば自動で計算できそうです。
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ガラクマ
記事: 956
登録日時: 2023年6月07日(水) 21:16

Re: ヤフオクを流れていく名機達

投稿記事 by ガラクマ »

 シュミットカメラって、広い視野を前提にして作っているので、星像自体はニュートンよりは劣るものが多いようです。
ちなみに木曽の105㎝のシュミットカメラは、本来6度×6度の写野を誇るものでしたが、補正レンズを入れてCCD化した時は1度×1度しか使えなかったと、天文台の方からききました。
 その後、トモエゴゼン計画でC更新し20平方度まで改善したようですが、それでも当初の半分、方法も曲面に合わせてCCDを貼り合わせたようで、力づくのようです。

 スペースガードセンターの1mとかは、3度×3度の写野でシュミットには劣りますが、全体が相当小さく今風の望遠鏡です。その望遠鏡は今天体望遠鏡博物館にありますが、次の望遠鏡も稼働開始していると思いますが、情報ありません。ただ、シュミットカメラ並みで焦点面はフラットとは思います。

 
 プライベートメッセージです
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木村
記事: 163
登録日時: 2025年2月06日(木) 11:24

Re: ヤフオクを流れていく名機達

投稿記事 by 木村 »

>補正レンズを入れてCCD化した時は1度×1度しか使えなかったと、天文台の方からききました。

 ふーむ、何ででしょうねぇ?。
純SCのフラットナーレンズってのは、シュミットカメラ並みに原理が簡単なので、こりゃ上手いこと考えたもんだと感心したことがありますが、1m急のSCになると無視した誤差が無視できなくなるってことですかね?。例えば、小さなハーフサイズのカメラに広角レンズの組み合わせに対して、80㎜前後のレンズと6×6のブローニサイズフィルムを使う二眼レフは、被写体の距離のボケが大きく出てくるサイズイフェクト?

 トモエゴゼンの紹介文は興味深く、また面白く読みました。
フルサイズのCMOS撮像素子を、湾曲させて並べるのは良い方法だと思います。隙間を補完する手法は完成してるみたいですしね。中性子星の衝突で出来る重力波はもとより、それで金ができるって話しは大好きでした。それが光学的に見つけられるってのはワクワクですね。
 しかし、この酒向重行さんて面白い文章書く人ですね。文中の「近年,超新星や変光星の探査など,時間軸と広視野を重視したタイムドメイン観測の注目度が上がってきています.」、なるほど、良いこと言うのぉ。
でも、参考文献としてあげられている図書に、“人生がときめく片づけの魔法”(近藤麻理恵,2010)、なんじゃこりゃ?と思いました。天文月報ともあろう者が、編集ミスか?
と思いましたが、これは記事中にあるように、トモエゴゼンは動画として生データを吐き出すので膨大なバイト数になります。
(トモエゴゼン計画の紹介文はこちら(天文月報から引用))
https://www.asj.or.jp/geppou/archive_op ... _01_42.pdf

そこを思い切って、次々に処理して生データを捨てる設計にしたそうで、そこのところの思想の参考文献として、この図書を紹介してるんでしょう。
https://read.amazon.co.jp/?asin=B07NP26 ... bs_t_r_kcr

 この本に書いてある事って、色んな望遠鏡や光学機械を抱え込み、片付けられなくて困っている(自分を含めて)人達にとっての福音ではないでしょうか? (私は中古本で注文しました)
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だけど、酒向重行さんて面白い。
後で、メールしてみましょっと。
(^^

 あ、そうそう。
ガラクマ様、ヒポポタマス様、湾曲フィルムフォルダーを漬かってのSCでは、カラーフィルムを使っての撮影はやったのでしょうか? 切り抜きフィルムでは現像が大変そうですけど?
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