小学5年の時に,町のおもちゃ屋さんに6cm口径の青板ガラス(メニスカス)の対物レンズが置いてあって,それでも千円くらいした気がします.その説明書には,ハイゲンスとラムスデン,高級品としてケルナーのレンズ構成が描いてありました.もちろん,ひと月ほどして6cm青板レンズを雨樋のパイプに入れた望遠鏡が月に向かっていました.その時の接眼レンズは,玩具の双眼鏡やら虫眼鏡何やらを壊して取り出した小レンズでハイゲンスやラムスデンの手作り接眼レンズを使っていました.
さて,それから色んな接眼レンズをポチで買ったりしてましたが,手に入らないのと良く解らない接眼レンズの代表が「ケーニッヒ」です.まぁ,ドイツ語でしょうから英語読みすりゃキングってくらいですから高性能なんだろうとは思ってますが.
もう10年前に亡くなられた吉田正太郎先生の本(望遠鏡光学・屈折編)には,ケーニッヒの名が設計者の名で,その人が設計した一連の接眼レンズがまとめて「ケーニッヒ」と呼ばれているように読めます.ってことは,ケーニッヒの1番~7番って感じなのでしょうか? (他にもエルフレってのは,これも設計者の名前で,エルフレと言っても何種類も有ると聞いてます.)
また,昔,ユニトロンがケーニッヒと名付けた接眼レンズを販売していたようです.それはどんなレンズの構成だったのでしょうか? ケーニッヒの何番なんでしょ.
ユニトロンの他に,ケーニッヒの名で販売されてた接眼レンズってあったのでしょうか?
ケーニッヒという接眼レンズ
Re: ケーニッヒという接眼レンズ
ケーニッヒというと、木村さんご紹介の2群3枚構成の➂だけだと思ってました。安い双眼鏡の接眼レンズというイメージです。
ユニトロンのケーニッヒは、以前「原」さんからの画像、コーニングでしょうか。
http://ww81.tiki.ne.jp/~yumarin7/eyepiece.htm
他にケーニッヒと明記されたユニトロンがあっても、不思議ではないですが、ページの右上の検索欄に「ケーニッヒ」と入れて検索すると、過去のたくさん語られてきたことが分かります。
余談ですが、最近相当古いページが見返されておりますが、めんどくさいので更新も、削除もしてなく見えてしまうお恥ずかしさ。ネット初期のホームページビルダー、一桁バージョン、HTMLのみのものです。
ちなみに、いくら聞いても覚えないのですが、
ケーニッヒ、リバースドケルナー、RKE、とかの違い。トリプレーンってどんなでしたっけ?
ちなみに、ちょっと探してみましたが、ケーニッヒをカタログで見つけたのは清原光学くらいでした。
ユニトロンのケーニッヒは、以前「原」さんからの画像、コーニングでしょうか。
http://ww81.tiki.ne.jp/~yumarin7/eyepiece.htm
他にケーニッヒと明記されたユニトロンがあっても、不思議ではないですが、ページの右上の検索欄に「ケーニッヒ」と入れて検索すると、過去のたくさん語られてきたことが分かります。
余談ですが、最近相当古いページが見返されておりますが、めんどくさいので更新も、削除もしてなく見えてしまうお恥ずかしさ。ネット初期のホームページビルダー、一桁バージョン、HTMLのみのものです。
ちなみに、いくら聞いても覚えないのですが、
ケーニッヒ、リバースドケルナー、RKE、とかの違い。トリプレーンってどんなでしたっけ?
ちなみに、ちょっと探してみましたが、ケーニッヒをカタログで見つけたのは清原光学くらいでした。
プライベートメッセージです
Re: ケーニッヒという接眼レンズ
ケーニッヒは設計者が多数の設計を残していて、お馴染みのリバースドケルナー、アッベオルソと同一構成だがカーブが違う(微妙に設計が違う)、1-2-1のエルフレみたいなの、リバースドケルナーやPLに似ているがハイアイポイントでライフル等の照準機用・・・とバラエティに富みます。断面が似てても使用目的が違うとアイポイントや見掛視界が違うのでよくわかりません。。。
エドモンドが売っているRKEはDr.David Rankが設計したという話が昔エドモンドHPだったか?に出てました。
Wikiの記事だと
https://en.wikipedia.org/wiki/Eyepiece
Rank-Kaspereit-Erfleの略だと記載されていますが、本人が書いた記事が見当たらないので真偽不明。
Dr.David Rank所属機関に記載のプロフィールにも詳細はない
https://www-mri-psu-edu.translate.goog/ ... _tr_pto=sc
光学設計をするにあたって、Kを改良したのか?Erを簡素化したのか?アプローチを知っているのは本人だけですから、本人の発言がなければ謎ですね。
商標登録されて保護されていますが詳細な記載はなし。
https://tsdr.uspto.gov/#caseNumber=7317 ... atusSearch
ユニトロンのケーニッヒは分解したことがないので詳細不明ですが、一二三光学が販売していたフィールドスコープ用の交換アイピースでリバースドケルナー方式のケーニッヒは古くからありました。(設計はかなり古い 70年代?)
コーワのケーニッヒ16.3mmが70年代には売られてましたが、これは1-2-1だったかな・・・これも元々はフィールドスコープ用で、昔のフィールドスコープ用25倍アイピースがどうもこれっぽい(反射とかアイポイントとか見ると)昔、一二三光学がアウトレット商品を売っていた頃、交換アイピースが多々売られてましたが、中~高倍率がアッベオルソ、低倍率がケーニッヒという内容でした。
高橋、ミザール、3B他で多く売られていたTP6mmや、ペンタックスのB6mm、ニコンのN7mmもリバースドケルナー方式のケーニッヒでアイポイントを長くするための設計と思われます。
ニコンの初代フィールドスコープ60mm用のアイピースの多くが同じタイプで、x60は7mmで、N7mmと同じものではないか?と思います。
エドモンドが売っているRKEはDr.David Rankが設計したという話が昔エドモンドHPだったか?に出てました。
Wikiの記事だと
https://en.wikipedia.org/wiki/Eyepiece
Rank-Kaspereit-Erfleの略だと記載されていますが、本人が書いた記事が見当たらないので真偽不明。
Dr.David Rank所属機関に記載のプロフィールにも詳細はない
https://www-mri-psu-edu.translate.goog/ ... _tr_pto=sc
光学設計をするにあたって、Kを改良したのか?Erを簡素化したのか?アプローチを知っているのは本人だけですから、本人の発言がなければ謎ですね。
商標登録されて保護されていますが詳細な記載はなし。
https://tsdr.uspto.gov/#caseNumber=7317 ... atusSearch
ユニトロンのケーニッヒは分解したことがないので詳細不明ですが、一二三光学が販売していたフィールドスコープ用の交換アイピースでリバースドケルナー方式のケーニッヒは古くからありました。(設計はかなり古い 70年代?)
コーワのケーニッヒ16.3mmが70年代には売られてましたが、これは1-2-1だったかな・・・これも元々はフィールドスコープ用で、昔のフィールドスコープ用25倍アイピースがどうもこれっぽい(反射とかアイポイントとか見ると)昔、一二三光学がアウトレット商品を売っていた頃、交換アイピースが多々売られてましたが、中~高倍率がアッベオルソ、低倍率がケーニッヒという内容でした。
高橋、ミザール、3B他で多く売られていたTP6mmや、ペンタックスのB6mm、ニコンのN7mmもリバースドケルナー方式のケーニッヒでアイポイントを長くするための設計と思われます。
ニコンの初代フィールドスコープ60mm用のアイピースの多くが同じタイプで、x60は7mmで、N7mmと同じものではないか?と思います。
Re: ケーニッヒという接眼レンズ
みなさま、こんにちわ。
木村さま、こんにちわ。
ケーニッヒの古い特許は、国内でも登録されています。
戦前・戦中を通し、光学兵器の接眼レンズに見られるところです。
ケーニッヒタイプの現物については、原さまが記されておりますので、
ちょっと私からRKEの補足を添付しておきます。
※RKEについては書類を選んで下さい。書誌が見られます。
トリプレーンについては、小島修介氏関係なので、追記させてもらいます。
TP6mmは、小島修介氏のアストロ光学(株)で1956年には販売されていました。
TP6mmが、どのような経緯で市販に至ったかはわかりませんが、当時、谷田貝氏はアストロ光学(株)の常務取締役
でした。
アストロ光学(株)のアイピースラインナップを引き継いだアストロ光学工業(株)ですが、その1959年のカタログ
にも見えていますが、いつのまにか消えています。
これはアストロ光学工業(株)の1960年代のカタログがあれば、追跡調査もできるのですが、持ち合わせておりません。
TP6mmが欧米で知られるようになったのはSwiftの天体望遠鏡 831,838,839(1960年~)の別売りのアイピースになったか
らです。当時でも、国内で知っていた人は知っていたのでしょうが。
国内では、高橋製作所が1967年に自社ブランドの天体望遠鏡を販売した際に付属品としてTP6mmを採用しています。
国内で、より知られるようになったのは、これ以降だと思います。
アストロ光学(株)のTP6mm、アストロ光学工業(株)ならば1958-60年のものを、(写真ででも)見たいもの
です。
木村さま、こんにちわ。
ケーニッヒの古い特許は、国内でも登録されています。
戦前・戦中を通し、光学兵器の接眼レンズに見られるところです。
ケーニッヒタイプの現物については、原さまが記されておりますので、
ちょっと私からRKEの補足を添付しておきます。
※RKEについては書類を選んで下さい。書誌が見られます。
トリプレーンについては、小島修介氏関係なので、追記させてもらいます。
TP6mmは、小島修介氏のアストロ光学(株)で1956年には販売されていました。
TP6mmが、どのような経緯で市販に至ったかはわかりませんが、当時、谷田貝氏はアストロ光学(株)の常務取締役
でした。
アストロ光学(株)のアイピースラインナップを引き継いだアストロ光学工業(株)ですが、その1959年のカタログ
にも見えていますが、いつのまにか消えています。
これはアストロ光学工業(株)の1960年代のカタログがあれば、追跡調査もできるのですが、持ち合わせておりません。
TP6mmが欧米で知られるようになったのはSwiftの天体望遠鏡 831,838,839(1960年~)の別売りのアイピースになったか
らです。当時でも、国内で知っていた人は知っていたのでしょうが。
国内では、高橋製作所が1967年に自社ブランドの天体望遠鏡を販売した際に付属品としてTP6mmを採用しています。
国内で、より知られるようになったのは、これ以降だと思います。
アストロ光学(株)のTP6mm、アストロ光学工業(株)ならば1958-60年のものを、(写真ででも)見たいもの
です。
Re: ケーニッヒという接眼レンズ
み,み,皆様,まことに有り難う御座います.
よ,よ,読み切れん(TT;
原様,うちにエドモンドのRKEは3個あります.
あのアストロスキャンに付属してたのと,あのひょうたん望遠鏡をOEMしてたカートンが作ったやつが2個です.
概ね,ケーニッヒと名が付いてる接眼レンズはケーニッヒの3番のようですね.ケーニッヒさんが活躍したのは1910年からなので,アッベオルソのアッベさんの20~30年も後です.第一次大戦に差し掛かって,顕微鏡の接眼レンズよりも軍用の双眼鏡とか測距儀の要求から,設計目標を変えることと量産性を意識して設計してたのだと想像してます.
ケーニッヒ3番がケルナーを逆向きにしたのか?とか,この辺りの推定は故吉田正太郎先生がホント上手でした.コマ収差補正レンズについて教えて下さいとお手紙したら「今度,東京で講演をするから,そこにいらっしゃい.」とお返事が来たので,のこのこと(何処だったか)の会場に行きました.そこでは,歴史的なカメラレンズなどについて,「これは,ここをひっくり返したんだよね.」とかを説明されていました.
続く.
よ,よ,読み切れん(TT;
原様,うちにエドモンドのRKEは3個あります.
あのアストロスキャンに付属してたのと,あのひょうたん望遠鏡をOEMしてたカートンが作ったやつが2個です.
概ね,ケーニッヒと名が付いてる接眼レンズはケーニッヒの3番のようですね.ケーニッヒさんが活躍したのは1910年からなので,アッベオルソのアッベさんの20~30年も後です.第一次大戦に差し掛かって,顕微鏡の接眼レンズよりも軍用の双眼鏡とか測距儀の要求から,設計目標を変えることと量産性を意識して設計してたのだと想像してます.
ケーニッヒ3番がケルナーを逆向きにしたのか?とか,この辺りの推定は故吉田正太郎先生がホント上手でした.コマ収差補正レンズについて教えて下さいとお手紙したら「今度,東京で講演をするから,そこにいらっしゃい.」とお返事が来たので,のこのこと(何処だったか)の会場に行きました.そこでは,歴史的なカメラレンズなどについて,「これは,ここをひっくり返したんだよね.」とかを説明されていました.
続く.
Re: ケーニッヒという接眼レンズ
そこでの講演から,歴史的なレンズの進化の読み方の話し,及び公演後に少し正太郎先生に伺った話から(かなり自分の主観ですけど),ケーニッヒとエルフレの設計の狙いどころの想像です.
図左のケーニッヒの3番(以下ケの3番)が世の中に流通しているケーニッヒと,皆様に教えて頂きました.
第一次大戦のころは,既にアッベオルソが出ていたので,ケーニッヒの仕事はアッベ式を簡略にして帶ryo精算に向くようにする事だったでしょう.ケの1番はアッベ式の第1レンズを分離して前に出し,曲率を浅くさせたのでしょう.これなら研磨も貼り合わせも楽になります.深いレンズを3枚も貼り合わせるのは失敗が多くて,歩留まりが悪かったのでしょう.ケ2番は,アッベ式の先頭の3枚を右に向かってベンディングかけてアイレリーフを伸ばす狙いじゃないですかね?.そして平板に近くなってしまった先頭の1枚を省略して,現在のケーニッヒになった.ケの4番は,発想が分かりません.3番の前1群を向かい合わせにしてラムスデンにしてみたのでしょうか? ニコンのブローゼル型のオルソは,こんな風に2群が互いに接触しそうに近い作りですけど?
右側の3個のレンズ,一番上の5番の発想は見当が付きません.だけど,6番は同じ発想でアッベ式の間にダブレットを1枚挟んでみたのでしょう.7番は,4番を大きくして視野を広くしたのでしょう.ただし,5~7番は,ケーニッヒの後の方の時代の作です.
右側のエルフレは,アッベ式の影響を受けてませんね.エの1~3番は,なんも考えずにダブレットをダブルにしただけでしょう.これでも1枚よりは収差が1/4とか1/8とかに減るんでしょうね.エの3番は,もう戦争のためにコストダウンやりまくりで,まったく同じダブレットを並べただけです.ライフルスコープですから,これで良いのでしょ.
エの4番が,あっと驚く改良です.基本はダブルのダブレットなのですが,フィールドレンズの効果を狙って,エの3番の左側に両凸レンズを置いたのです.これで超ハイアイの特長はなくなりましたが,視野が40度から60度に広くなりました.これなら双眼鏡にも使えたんでしょうね.ただし,今,望遠鏡用の接眼レンズでエルフレと名が付いているのは,エの5番でも6番でもないようです.第1群と第3群が,まったく同じダブレットの場合が多いです.高級品のエルフレは・・・手元にも有るのですが・・・恐いので分解したことがないのです.今後の課題です.
続く
図左のケーニッヒの3番(以下ケの3番)が世の中に流通しているケーニッヒと,皆様に教えて頂きました.
第一次大戦のころは,既にアッベオルソが出ていたので,ケーニッヒの仕事はアッベ式を簡略にして帶ryo精算に向くようにする事だったでしょう.ケの1番はアッベ式の第1レンズを分離して前に出し,曲率を浅くさせたのでしょう.これなら研磨も貼り合わせも楽になります.深いレンズを3枚も貼り合わせるのは失敗が多くて,歩留まりが悪かったのでしょう.ケ2番は,アッベ式の先頭の3枚を右に向かってベンディングかけてアイレリーフを伸ばす狙いじゃないですかね?.そして平板に近くなってしまった先頭の1枚を省略して,現在のケーニッヒになった.ケの4番は,発想が分かりません.3番の前1群を向かい合わせにしてラムスデンにしてみたのでしょうか? ニコンのブローゼル型のオルソは,こんな風に2群が互いに接触しそうに近い作りですけど?
右側の3個のレンズ,一番上の5番の発想は見当が付きません.だけど,6番は同じ発想でアッベ式の間にダブレットを1枚挟んでみたのでしょう.7番は,4番を大きくして視野を広くしたのでしょう.ただし,5~7番は,ケーニッヒの後の方の時代の作です.
右側のエルフレは,アッベ式の影響を受けてませんね.エの1~3番は,なんも考えずにダブレットをダブルにしただけでしょう.これでも1枚よりは収差が1/4とか1/8とかに減るんでしょうね.エの3番は,もう戦争のためにコストダウンやりまくりで,まったく同じダブレットを並べただけです.ライフルスコープですから,これで良いのでしょ.
エの4番が,あっと驚く改良です.基本はダブルのダブレットなのですが,フィールドレンズの効果を狙って,エの3番の左側に両凸レンズを置いたのです.これで超ハイアイの特長はなくなりましたが,視野が40度から60度に広くなりました.これなら双眼鏡にも使えたんでしょうね.ただし,今,望遠鏡用の接眼レンズでエルフレと名が付いているのは,エの5番でも6番でもないようです.第1群と第3群が,まったく同じダブレットの場合が多いです.高級品のエルフレは・・・手元にも有るのですが・・・恐いので分解したことがないのです.今後の課題です.
続く
Re: ケーニッヒという接眼レンズ
エルフレで有名なのは,ニコンの増山さんって言うんですかね? マスヤマという接眼レンズが有名です.あれは,第1,第3群が異なるダブレットを使ってますので正統派.マスヤマには大変なファンがいますね.ただ,高橋から何とかLEという接眼レンズが出ていました.あれは中身がマスヤマと完全に同じだそうです.
脱線しちゃいましたけど,ケーニッヒに戻って.
マニアの人が好きな(有)谷光学という会社の,谷オルソってのがあります.そんなに高級品の扱いはされてなくて,高価でもありません.でも,貧乏性かつ判官贔屓の私なんかは好きです.池袋駅から歩いていける距離に,普通の戸建ての家があって,そこでコツコツと作られているそうです.
その谷オルソですが,第1面がほぼ平面です!.
アッベオルソの第1面の曲率半径は,焦点距離の約1.5倍のはずなので,これはおかしい・・・・.たぶん,谷光学のOrはケーニッヒの2番なのだと思います.
それから,私のところに古いニコンの顕微鏡接眼レンズがありまして「K」とだけ書いてあります.たぶん,これもケーニッヒの2番.
脱線しちゃいましたけど,ケーニッヒに戻って.
マニアの人が好きな(有)谷光学という会社の,谷オルソってのがあります.そんなに高級品の扱いはされてなくて,高価でもありません.でも,貧乏性かつ判官贔屓の私なんかは好きです.池袋駅から歩いていける距離に,普通の戸建ての家があって,そこでコツコツと作られているそうです.
その谷オルソですが,第1面がほぼ平面です!.
アッベオルソの第1面の曲率半径は,焦点距離の約1.5倍のはずなので,これはおかしい・・・・.たぶん,谷光学のOrはケーニッヒの2番なのだと思います.
それから,私のところに古いニコンの顕微鏡接眼レンズがありまして「K」とだけ書いてあります.たぶん,これもケーニッヒの2番.
Re: ケーニッヒという接眼レンズ
みなさま、こんにちわ。
木村さま、こんにちわ。
米国において出願されたA.ケーニッヒとH.エルフレのものを添付します。
(日本においても出願登録されていますが、こちらの方が見易いでしょう。)
レンズの諸条件がわかりますので、想いをめぐらす参考に。
それぞれのPAT No.はUS1159233,US2217281,US1479229,US1478704です。
使用する光学硝子は、おおよそ決められているので、その光学硝子が入手で
きない場合は代用品で置き換えることになります。
国内で、多様な種類の光学硝子を作れるようになったのは戦後になってから
です。戦前は一部は国内でも製造できていましたが、ドイツ等からの輸入に
頼っていました。
(有)谷光学研究所のアイピースは、かっては米国に輸出されておりました。
なお、谷オルソ、ケルナー、エルフレが、どのように設計されたのかは
知る術もありませんが、アストロ光学(株)起源であることは想像に難くあ
りません。
谷田貝氏は1958年2月にアストロ光学(株)が事実上倒産した後、どうしていた
のか?
(有)谷光学研究所の設立は昭和40年代と意外と新しいのですが、それ以前は
個人として営業していたのか? 残念ながら、私にはわかりません。
なお、官報公告には(有)谷光学研究所が令和4年11月に解散したことが載って
います。
それより、かなり以前に活動は終わっていたようですが、終に会社も整理され
たようです。
日本精光研究所が最終的に会社を整理されたのも5年ほど前です。
いろいろと想いがあったことと、思われます。
木村さま、こんにちわ。
米国において出願されたA.ケーニッヒとH.エルフレのものを添付します。
(日本においても出願登録されていますが、こちらの方が見易いでしょう。)
レンズの諸条件がわかりますので、想いをめぐらす参考に。
それぞれのPAT No.はUS1159233,US2217281,US1479229,US1478704です。
使用する光学硝子は、おおよそ決められているので、その光学硝子が入手で
きない場合は代用品で置き換えることになります。
国内で、多様な種類の光学硝子を作れるようになったのは戦後になってから
です。戦前は一部は国内でも製造できていましたが、ドイツ等からの輸入に
頼っていました。
(有)谷光学研究所のアイピースは、かっては米国に輸出されておりました。
なお、谷オルソ、ケルナー、エルフレが、どのように設計されたのかは
知る術もありませんが、アストロ光学(株)起源であることは想像に難くあ
りません。
谷田貝氏は1958年2月にアストロ光学(株)が事実上倒産した後、どうしていた
のか?
(有)谷光学研究所の設立は昭和40年代と意外と新しいのですが、それ以前は
個人として営業していたのか? 残念ながら、私にはわかりません。
なお、官報公告には(有)谷光学研究所が令和4年11月に解散したことが載って
います。
それより、かなり以前に活動は終わっていたようですが、終に会社も整理され
たようです。
日本精光研究所が最終的に会社を整理されたのも5年ほど前です。
いろいろと想いがあったことと、思われます。
Re: ケーニッヒという接眼レンズ
こんにちは、
光学硝子は、旧硝子、新硝子、新種硝子~と分類されるのですが、
US1159233は100年以上昔の出願のようで、その当時はそれしか無かったと思われるBK7等の旧硝子がメイン凸に使用されているようですね。
US2217281は戦前頃の出願のようでその頃開発されたバリウム硝子SK5等の新硝子(イエナ硝子とも呼ばれる少々屈折率の高い硝子)が使用されているようです。
戦後になって更に屈折率の高いランタン硝子LaK8等の新種硝子が開発され、それらを使って例えばペンタックスからアッベタイプ、ニコンからプロ―セルタイプ等が出願されていたりします。
仮に構成が同じであっても性能はどんどん向上している訳です。
発展的に考えるとプロ―セルタイプの次のタイプは真中に凸を1枚加えたエルフレと同じ構成で新種硝子を使った物になると思われ、これがアストロプランタイプだったりLEだったりする訳です。
ところで21世紀になった現在も新しい硝子はどんどん開発されていて、高屈折率ED硝子等も出回っていたりします。
まあ構成が一見同じであっても使用している硝子が異なると性能も異なるということであって最初に発明した人の名がタイプ名だとして、現在はタイプ名で性能が決まるとは言えない状況だと思われます。
少しでも新しい設計の接眼レンズ(新設計をしているメーカーは限定されると思われますが)が高性能である可能性が高い状況だと私は考えているのですが、
ところが、マニアの人達の声を聴くと昔の物の方が良く見えるとかで、理屈とは異なる評価が多いのも接眼レンズの奥深い世界であって、
実は、私はオリジナル光学系接眼レンズの自作をしようと考えていたりするのですが、上述理由による不安が大きくてなかなか踏み出せない状況に有ります!
光学硝子は、旧硝子、新硝子、新種硝子~と分類されるのですが、
US1159233は100年以上昔の出願のようで、その当時はそれしか無かったと思われるBK7等の旧硝子がメイン凸に使用されているようですね。
US2217281は戦前頃の出願のようでその頃開発されたバリウム硝子SK5等の新硝子(イエナ硝子とも呼ばれる少々屈折率の高い硝子)が使用されているようです。
戦後になって更に屈折率の高いランタン硝子LaK8等の新種硝子が開発され、それらを使って例えばペンタックスからアッベタイプ、ニコンからプロ―セルタイプ等が出願されていたりします。
仮に構成が同じであっても性能はどんどん向上している訳です。
発展的に考えるとプロ―セルタイプの次のタイプは真中に凸を1枚加えたエルフレと同じ構成で新種硝子を使った物になると思われ、これがアストロプランタイプだったりLEだったりする訳です。
ところで21世紀になった現在も新しい硝子はどんどん開発されていて、高屈折率ED硝子等も出回っていたりします。
まあ構成が一見同じであっても使用している硝子が異なると性能も異なるということであって最初に発明した人の名がタイプ名だとして、現在はタイプ名で性能が決まるとは言えない状況だと思われます。
少しでも新しい設計の接眼レンズ(新設計をしているメーカーは限定されると思われますが)が高性能である可能性が高い状況だと私は考えているのですが、
ところが、マニアの人達の声を聴くと昔の物の方が良く見えるとかで、理屈とは異なる評価が多いのも接眼レンズの奥深い世界であって、
実は、私はオリジナル光学系接眼レンズの自作をしようと考えていたりするのですが、上述理由による不安が大きくてなかなか踏み出せない状況に有ります!