五藤光学旧学校用赤道儀の謎
Re: 五藤光学旧学校用赤道儀の謎
原さん。図面ありがとうございます。
ただ、クランプの位置は締め付けリングの上かもしれません。
クランプ(ローレットねじ)を締めてもまったく止まりませんが、穴の底を見ながら回すと、フラットな面である角度のときに180度ずれた2か所にへこみが見えます。
マイナスの時計ドライバーを入れてもかからないし穴かもしれません。
ちょっと鏡筒の長手方向にずれている(個体差?)ますのでかかりませんが、本来ローレットねじと(180度ずれた)マイナスタップネジの穴かもしれません。
そこで、無理やり穴の底の穴に細いドライバーを突っ込んで、力ずくでドロチューブをまわしてみなしたが、外れません。どうやって分解するのでしょう?
〇島先生は分解したらしいです。
ただ、クランプの位置は締め付けリングの上かもしれません。
クランプ(ローレットねじ)を締めてもまったく止まりませんが、穴の底を見ながら回すと、フラットな面である角度のときに180度ずれた2か所にへこみが見えます。
マイナスの時計ドライバーを入れてもかからないし穴かもしれません。
ちょっと鏡筒の長手方向にずれている(個体差?)ますのでかかりませんが、本来ローレットねじと(180度ずれた)マイナスタップネジの穴かもしれません。
そこで、無理やり穴の底の穴に細いドライバーを突っ込んで、力ずくでドロチューブをまわしてみなしたが、外れません。どうやって分解するのでしょう?
〇島先生は分解したらしいです。
プライベートメッセージです
Re: 五藤光学旧学校用赤道儀の謎
記憶では接眼部側に細かいピッチ(0.7~0.5くらい)のネジが切られていて、鏡筒にねじ込んで止められていたはずです。接眼部を緩める方向に何十回か?回して外せば締め付けリングにアクセスできるはずです。
Re: 五藤光学旧学校用赤道儀の謎
ありがとうございます。
博物館のものですので、時間があるときにやってみます。
当時3万円の価値はありそうですね。同時代五藤光学の同じ60㎜赤道儀のエロス号は倍もしましたが。
博物館のものですので、時間があるときにやってみます。
当時3万円の価値はありそうですね。同時代五藤光学の同じ60㎜赤道儀のエロス号は倍もしましたが。
プライベートメッセージです
Re: 五藤光学旧学校用赤道儀の謎
【副題:軸受けの謎】
1枚目の写真の赤矢印の部分が、どうも部分微動なのではないかと思っていました。
ちらりと見える出っ張りのような部分がタンジェントスクリューのアームで、青が微動部、緑がタンジェント微動の軸受けなのではないかと・・・。まあ、赤緯にも同じのが付いているのが理解できませんが。
しかるに、開けてみてびっくり!スプリングでウオーム軸受けを押して噛み合わせ固さ調整をしていました。
季節は春。スプリング・ハズ・噛むですなあ!
※分解はカトリーヌ様にやっていただいております。まだまだ謎が湧き出てくるようなカオス望遠鏡です。
1枚目の写真の赤矢印の部分が、どうも部分微動なのではないかと思っていました。
ちらりと見える出っ張りのような部分がタンジェントスクリューのアームで、青が微動部、緑がタンジェント微動の軸受けなのではないかと・・・。まあ、赤緯にも同じのが付いているのが理解できませんが。
しかるに、開けてみてびっくり!スプリングでウオーム軸受けを押して噛み合わせ固さ調整をしていました。
季節は春。スプリング・ハズ・噛むですなあ!
※分解はカトリーヌ様にやっていただいております。まだまだ謎が湧き出てくるようなカオス望遠鏡です。
Re: 五藤光学旧学校用赤道儀の謎
【副題:軸受けの謎2】
追加報告です。
1枚目はスプリングで押している部分。前回の画像がちょっとわかりずらかったので、少し角度を変えました。
2枚目はウオーム軸まわりを図面にしてみました(カトリーヌ様の作図です)のでご覧ください。
・①のスプリングが微動受けを上に押し上げる。・
・すると微動受け全体が②を支点にして、時計方向(赤い矢印方向)に回転する。
・すると③のウオームギヤが④のウオームホイールに押しつけられる。
という具合に動作します。
ギヤを密着させるために、ずいぶん手の込んだことをやっています。
SOHCエンジンのロッカーアームみたいです(かえってわかりずらい例えか?)。
なんでこんなことをするのか?
たとえば、ウオームホイール中心に偏心などがあってもギヤの密着が変わらないようにしているとかが考えられるのですが、そこまでこだわるのなら、検査を厳密にして、偏心のない歯車を使う方が早道だと思うのですが・・・・。
追加報告です。
1枚目はスプリングで押している部分。前回の画像がちょっとわかりずらかったので、少し角度を変えました。
2枚目はウオーム軸まわりを図面にしてみました(カトリーヌ様の作図です)のでご覧ください。
・①のスプリングが微動受けを上に押し上げる。・
・すると微動受け全体が②を支点にして、時計方向(赤い矢印方向)に回転する。
・すると③のウオームギヤが④のウオームホイールに押しつけられる。
という具合に動作します。
ギヤを密着させるために、ずいぶん手の込んだことをやっています。
SOHCエンジンのロッカーアームみたいです(かえってわかりずらい例えか?)。
なんでこんなことをするのか?
たとえば、ウオームホイール中心に偏心などがあってもギヤの密着が変わらないようにしているとかが考えられるのですが、そこまでこだわるのなら、検査を厳密にして、偏心のない歯車を使う方が早道だと思うのですが・・・・。
Re: 五藤光学旧学校用赤道儀の謎
なるほど。相当手が込んでますね。
ご説明ですと、➁の軸の両端のみがカバーと固定され。回転軸となりスプリングの力がカバー筐体を通じウォーム軸を押す力になるということですね(同じこと言ってますが)。
この機構は、例えば微動中にどっかに望遠鏡がぶつかって動かなくなった場合とか、本来動かないのに、それでも無理やり➂をねじって動かそうとしたときの力(ストレス)を、①のスプリングが吸収し、なんなら嚙み合わせを外して力を逃がすための機構ではないでしょうか?
ご説明ですと、➁の軸の両端のみがカバーと固定され。回転軸となりスプリングの力がカバー筐体を通じウォーム軸を押す力になるということですね(同じこと言ってますが)。
この機構は、例えば微動中にどっかに望遠鏡がぶつかって動かなくなった場合とか、本来動かないのに、それでも無理やり➂をねじって動かそうとしたときの力(ストレス)を、①のスプリングが吸収し、なんなら嚙み合わせを外して力を逃がすための機構ではないでしょうか?
プライベートメッセージです
Re: 五藤光学旧学校用赤道儀の謎
スークーさん ガラクマさん こんにちは
「微動受け全体」をガシッとつかんで(スプリングを圧縮するように)動かせば
ウオーム/ウオーム・ホイールの噛み合わせが外れるのでしょうか?
※粗動用に(「クランプ機構」のかわりに)噛み合わせを外す方式の経緯台
※(Jupiter?)や、写真撮影用架台があった気がします。
「微動受け全体」をガシッとつかんで(スプリングを圧縮するように)動かせば
ウオーム/ウオーム・ホイールの噛み合わせが外れるのでしょうか?
※粗動用に(「クランプ機構」のかわりに)噛み合わせを外す方式の経緯台
※(Jupiter?)や、写真撮影用架台があった気がします。
Re: 五藤光学旧学校用赤道儀の謎
「M」さん。お久しぶりです。
確かに、私の言うようにウォームギヤを回してかみ合わせが外れるというのは無理がありますが、ガシッとつかむとはずれそうですね。
ただ、どういうときに使うか想像ができません。
ちなみに嚙み合わせを利用していたのは、ユニトロン6インチもそうです。
以前示した写真ですが、問題の小さな筒の中にはバネが入っていたかもしれません。
確かに、私の言うようにウォームギヤを回してかみ合わせが外れるというのは無理がありますが、ガシッとつかむとはずれそうですね。
ただ、どういうときに使うか想像ができません。
ちなみに嚙み合わせを利用していたのは、ユニトロン6インチもそうです。
以前示した写真ですが、問題の小さな筒の中にはバネが入っていたかもしれません。
プライベートメッセージです
Re: 五藤光学旧学校用赤道儀の謎
ガラクマさん こんにちは
お久しぶりです。
ガラクマ>ただ、どういうときに使うか想像ができません。
ガラクマ> ちなみに嚙み合わせを利用していたのは、ユニトロン6インチもそうです。
ガラクマ>以前示した写真ですが、問題の小さな筒の中にはバネが入っていたかもしれません。
このユニトロンの極軸は、自動(時計装置)と手動(粗動/微動)の2重駆動になっているわけですね。
類推す(=むりやり、こじつけ)ると、この五藤のは
赤経軸:ウオーム軸と赤緯体(でしたっけ?)の位置関係を変えるため?
※時計装置は赤緯体に取り付ける筈ですね。
赤緯軸:ウオーム軸とクランプのツマミの位置関係を変えるため?? ※苦しい(:-)
お久しぶりです。
ガラクマ>ただ、どういうときに使うか想像ができません。
ガラクマ> ちなみに嚙み合わせを利用していたのは、ユニトロン6インチもそうです。
ガラクマ>以前示した写真ですが、問題の小さな筒の中にはバネが入っていたかもしれません。
このユニトロンの極軸は、自動(時計装置)と手動(粗動/微動)の2重駆動になっているわけですね。
類推す(=むりやり、こじつけ)ると、この五藤のは
赤経軸:ウオーム軸と赤緯体(でしたっけ?)の位置関係を変えるため?
※時計装置は赤緯体に取り付ける筈ですね。
赤緯軸:ウオーム軸とクランプのツマミの位置関係を変えるため?? ※苦しい(:-)