難しすぎるレンズキット

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ガラクマ
記事: 527
登録日時: 2023年6月07日(水) 21:16

難しすぎるレンズキット

投稿記事 by ガラクマ »

 自作望遠鏡キット、レンズキットは昔からありますが、最近のコルキットスピカはまだいいのですが、国立天文台のとかスコープタウンで売ってたやつとか、めちゃくちゃ簡単です。

 プリンスやコルが筒をつけるまで、レンズだけのが多かったと思います。
今回、古いキットを手に入れました。古スコのところでもよかったのですが、こちらにUPします。

 メーカーは「T.O.C.光学レンズ部」というとこですが、会社名がT.O.C.なのか略称なのかわかりません。
説明書の末尾に「33.1.2R」というのは昭和33年でしょうか。
マッチ箱くらいの箱に説明書とスリガラス1、ミラー(裏面メッキ)2,レンズ3が入っています(詳細は説明書)

「レンズ説明書」をみてちょっとびっくり。
天体望遠鏡、地上望遠鏡はわかりますが、反射望遠鏡や幻灯機、写真機まで作れとのこと。まあ写真機は形だけのようですが、ユーザーに厳しすぎるというか、試練を与えるキットです。
まじめに全部やったとは思いませんが、今のキットは生温いのばかり、簡単なものがあってもいいのですが、骨があるやつも欲しい気はします。

(写真のアイピースは大きさ比較のためで、キットとは関係ないです)
a.jpg
IMGP9783.JPG
IMGP9788.JPG
 プライベートメッセージです
(^0^)コメト
記事: 231
登録日時: 2023年6月23日(金) 14:28

Re: 難しすぎるレンズキット

投稿記事 by (^0^)コメト »

曇天会議の皆様こんにちは

わっはは、これは欲張った企画でつ。(^0^8
良くこれだけネタを集めたとも思いますが、駄植エル的発想か?

凸レンズの説明で、確かに光学の原理と思われるのがあり、
フレネルレンズの説明か?と一瞬思いました。(^0^;
また、潜望鏡のような2枚の鏡を使ったの、本物もこの説明から
原理が知れます。

これを反射望遠鏡と言うには、いささか。。と思いますが、確かに
存在する光学系なので良しとしませう。(^0^v
青色つきこ
記事: 96
登録日時: 2023年6月12日(月) 23:44
お住まい: 日本/Japan

Re: 難しすぎるレンズキット

投稿記事 by 青色つきこ »

みなさま、こんにちわ。

本日は寒いです。天気は良いですが、日に日に冬が近づいていますねぇ。

TOCで、思い浮かぶのは、1958年だと、板橋区大和町にあった(有)土田光学製作所ですが。
このキットは、児童向けだと思います。
当時の児童向けだったら「少年」「子供の科学」あたりに広告が載ってないでしょうかねぇ。
手元の「子供の科学」を見てみようと思います。
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ガラクマ
記事: 527
登録日時: 2023年6月07日(水) 21:16

Re: 難しすぎるレンズキット

投稿記事 by ガラクマ »

青色つきこさん
土田光学さんですか、さすがですね。
ただ、社名(連絡先)がないのは、「T.O.C.」が社名に準じた取り扱いがされていたのか、現行法では連絡先がないといけませんので、古き良き時代だったのでしょうね。

ネットで出てくる情報では
「昭和30(1955) 年8 月 板橋区大和田に設立 製品は輸出向双眼鏡,望遠鏡」くらいです。昭和32年の光学産業名鑑にも載っていません。

 五藤光学やアストロ、ダウエル他は接眼部付きキットを売ってましたが、集めて比べてみても面白いですね。
 プライベートメッセージです
青色つきこ
記事: 96
登録日時: 2023年6月12日(月) 23:44
お住まい: 日本/Japan

Re: 難しすぎるレンズキット

投稿記事 by 青色つきこ »

みなさま、こんにちわ。
ガラクマさま、こんにちわ。

「子供の科学」1958年を見てみましたが、ありませんねぇ。
科学教材社の広告にもないですねぇ。
科学教材社は、誠文堂新光社の向いにあったんですねぇ。

土田光学製作所の広告は、「産経日本紳士年鑑第2版別冊付録」1960より
TOC 土田光学製作所.jpg
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