小口径が大口径より分解するケース
Posted: 2025年5月08日(木) 17:57
Google検索画面に表示されているお勧め記事を辿ったらこんな話がありました。
https://snct-astro.hatenadiary.jp/entry ... /19/012843
望遠鏡の分解能は口径に反比例して小さくなるという話が頭にこびりついている者にとっては
信じがたい話です。
基本は「望遠鏡の分解能は口径に反比例して小さくなる」で良い訳ですが、そこに空気の揺らぎが
加味されると「小口径が大口径より分解するケース」が存在するという事ですね。
シーイングの良し悪しと関係する話です。
口径30cmでボケるのに8cmに絞れば分解能が上がって見えるという事は空気の揺らぎの分布が
8cmに近い大きさという事になりそうです。
(実験されている環境での話です。)
大口径の方が分解能が高い画像が得られることについて最後に説明されています。
集光力が大きいので露光時間が短くなり空気の揺らぎによる像変化が時間的に平均化されず
良像が得られる確率が上がるので動画撮影した中から良像を選択すれば小口径よりも分解能が高い
画像が得られるという話と理解しました。
標高の高いところは空気の密度が下がるので揺らぎも少なくなりそうです。
都市部は標高が低く都市熱の影響もありそうで不利のような気がします。
https://snct-astro.hatenadiary.jp/entry ... /19/012843
望遠鏡の分解能は口径に反比例して小さくなるという話が頭にこびりついている者にとっては
信じがたい話です。
基本は「望遠鏡の分解能は口径に反比例して小さくなる」で良い訳ですが、そこに空気の揺らぎが
加味されると「小口径が大口径より分解するケース」が存在するという事ですね。
シーイングの良し悪しと関係する話です。
口径30cmでボケるのに8cmに絞れば分解能が上がって見えるという事は空気の揺らぎの分布が
8cmに近い大きさという事になりそうです。
(実験されている環境での話です。)
大口径の方が分解能が高い画像が得られることについて最後に説明されています。
集光力が大きいので露光時間が短くなり空気の揺らぎによる像変化が時間的に平均化されず
良像が得られる確率が上がるので動画撮影した中から良像を選択すれば小口径よりも分解能が高い
画像が得られるという話と理解しました。
標高の高いところは空気の密度が下がるので揺らぎも少なくなりそうです。
都市部は標高が低く都市熱の影響もありそうで不利のような気がします。