雨の日は自作
Posted: 2025年4月28日(月) 19:19
パッとしない天気が続きます。晴れてもスカッとしない。。。。こんなときは自作です。手に入れたジャンクに光を当ててあげないと・・・
というわけで、先月手に入れたジャンク3品。
左から
①五藤の有効径55mm(いわゆる58mm)の対物レンズ
鏡筒外径65mm対応
②ダウエル!の6cm屈折用接眼部
ドローチューブは30.5mmと思われる細いもの。(ネジが固くて取れない)鏡筒内径60mm対応品
③正体不明の8cm対物レンズ
セル最大外径114mmと一見立派。出所(元の持ち主)は②と同じで、レンズもダウであろうと推定できます。
レンズはカビ+白ヤケ+油・・・でコテコテでしたが洗浄剤に一晩漬けて復活。
①はレンズセルと光軸修正部が分離できる凝った構造で、国産では五藤の他はユニトロンとか一部の製品しか無いタイプ。
③はフリント側から押さえリングが当たるのですが、スペーサーはなく、押さえリングにカニメ用の加工もないという手抜き品。手元にあるビクセン、アストロ、ミザール、ケンコー、カートン、エイコーとは構造が異なります。このような手抜き構造の品は、手元ではダウエル製6cm、パノップ製5cm、東和製6cmに共通しており、御三家の疑いが強いものです。
となれば、半世紀以上は放置されていたであろうダウエル?に光を当てるのが急務。五藤より優先して仕事を進めることとします。(このあたりの優先順位は世間とは異なります!)
焦点距離は約1000mm。レンズ側面に「12」と鉛筆書きがあったことからも、F12.5程度のレンズ。アルミパイプの適当なものがなかったので、何年か前にHOで入手したビクセンA80Mf(裏表内面全てカビカビで2k円だった)からレンズと接眼部を外し、組み換えを検討。性能的にはA80Mfの接眼部(43mm-31.7mm対応)を残すべきでしょうけど、ダウエルの接眼部があるのに使わないわけには行きません。(これは義務です)
鏡筒外径は90mm+α(塗料分)なのでVU管接続用のアダプター類から部品を見繕い。
対物レンズ側は、呼び径100用エンドキャップ、呼び径100パイプ、呼び径100⇔75変換アダプタでセル受けを作製。A80Mfの焦点距離が910mmなので対物レンズを約100mm前に出すことで対処。
接眼部側は呼び径75⇔50変換アダプタで作製。接眼部にカメラを装着しない限り塩ビパーツでも大丈夫でしょう。
呼び径75は89mm径なので、アルミ鏡筒に接続する部分は1mmほど塩ビを削って仮組まで問題なく進行。つや消しと光軸修正ネジの当たる部分に金属板を当てるなど、若干追加加工が必要ですが、焦点位置は問題ないようなのでスムーズに行きそうです。
というわけで、先月手に入れたジャンク3品。
左から
①五藤の有効径55mm(いわゆる58mm)の対物レンズ
鏡筒外径65mm対応
②ダウエル!の6cm屈折用接眼部
ドローチューブは30.5mmと思われる細いもの。(ネジが固くて取れない)鏡筒内径60mm対応品
③正体不明の8cm対物レンズ
セル最大外径114mmと一見立派。出所(元の持ち主)は②と同じで、レンズもダウであろうと推定できます。
レンズはカビ+白ヤケ+油・・・でコテコテでしたが洗浄剤に一晩漬けて復活。
①はレンズセルと光軸修正部が分離できる凝った構造で、国産では五藤の他はユニトロンとか一部の製品しか無いタイプ。
③はフリント側から押さえリングが当たるのですが、スペーサーはなく、押さえリングにカニメ用の加工もないという手抜き品。手元にあるビクセン、アストロ、ミザール、ケンコー、カートン、エイコーとは構造が異なります。このような手抜き構造の品は、手元ではダウエル製6cm、パノップ製5cm、東和製6cmに共通しており、御三家の疑いが強いものです。
となれば、半世紀以上は放置されていたであろうダウエル?に光を当てるのが急務。五藤より優先して仕事を進めることとします。(このあたりの優先順位は世間とは異なります!)
焦点距離は約1000mm。レンズ側面に「12」と鉛筆書きがあったことからも、F12.5程度のレンズ。アルミパイプの適当なものがなかったので、何年か前にHOで入手したビクセンA80Mf(裏表内面全てカビカビで2k円だった)からレンズと接眼部を外し、組み換えを検討。性能的にはA80Mfの接眼部(43mm-31.7mm対応)を残すべきでしょうけど、ダウエルの接眼部があるのに使わないわけには行きません。(これは義務です)
鏡筒外径は90mm+α(塗料分)なのでVU管接続用のアダプター類から部品を見繕い。
対物レンズ側は、呼び径100用エンドキャップ、呼び径100パイプ、呼び径100⇔75変換アダプタでセル受けを作製。A80Mfの焦点距離が910mmなので対物レンズを約100mm前に出すことで対処。
接眼部側は呼び径75⇔50変換アダプタで作製。接眼部にカメラを装着しない限り塩ビパーツでも大丈夫でしょう。
呼び径75は89mm径なので、アルミ鏡筒に接続する部分は1mmほど塩ビを削って仮組まで問題なく進行。つや消しと光軸修正ネジの当たる部分に金属板を当てるなど、若干追加加工が必要ですが、焦点位置は問題ないようなのでスムーズに行きそうです。