皆様こんばんは。
台風15号はまだ来ていませんがこの後直撃しそうです。
木村様
干渉性が高いのは半導体レーザー(Laser Diode:LD)でLEDでは可干渉距離数マイクロメートルですので
干渉計を作るのは困難です。
水面に灯油などがのっていると虹色に見えますね。
という事は油膜が均一になっていないので増反射膜を作るのは無理がありそうですね。
HG様
常温のグリセリンは粘性が高いので適していないかもしれませんね。
私は数学があまり得意ではないのですぐにパスしてしまいます。
数式の結果だけ見て、いつもイメージで考えています。
レーザーの横モードの話は結構単純です。
レーザーの共振器は平面では不安定共振器になって発振しないので曲率のついた凹面で構成します。
図はHe-Neレーザーの模式図です。
毛細管の中で放電させてHe-Neガスを励起します。
励起されたHe-Neガスから放出される自然放出光が両側のミラーの間で往復することで誘導放出が起こり
レーザー発振します。
ミラーの曲率と毛細管の内径を適切な値にすると効率よくシングル横モードTEM00でレーザー発振します。
下の絵のように毛細管が太いとミラーに曲率があるせいで別のモードで発振します。
これがTEM01やTEM10といった横モードになりマルチ横モード発振になります。
シングル横モードよりもマルチ横モードの方がエネルギー的に安定するのでマルチ横モード発振します。
共振器中(ミラーの間)にブリュースター窓を入れるとP偏光は反射率ほぼ0となりS偏光は反射率が高いので
P偏光のみで発振することになり直線偏光のレーザーになります。
ブリュースター窓が無いとどうなるかというと縦モード1本の場合は共振器に使っているミラーのわずかな
偏光依存性によって直線偏光になります。
(ミラーの出来が良いと偏光方向が定まらず常に揺らいでいるレーザーになる場合もあります)
縦モード2本になると波長がわずかに異なる互いに直交した直線偏光になるので出力されたレーザー光に
偏光板を入れて回した時に消える角度が無い状態になります。
こちらはランダム偏光のレーザと呼ばれています。
ヤフオクを流れていく名機達
Re: ヤフオクを流れていく名機達
横モードに関する説明が少し違っていました。
「シングル横モードよりもマルチ横モードの方がエネルギー的に安定するのでマルチ横モード発振します。」
は設計および調整次第でTEM00、TEM01、TEM10が混在する場合もあります。
毛細管が太すぎるとTEM00だけで発振させることは難しくなり横モードが強くなる場合が多いです。
縦モードに関する補足です。
「縦モード2本になると波長がわずかに異なる互いに直交した直線偏光になるので出力されたレーザー光に
偏光板を入れて回した時に消える角度が無い状態になります。」
こちらは2つの縦モードの偏光が同じ向きよりも直交している方が2つの縦モード間のエネルギーの奪い合い
(モード競合)が無く安定するからです。
偏光が直交している光は互いに影響しあう事がありません。
「シングル横モードよりもマルチ横モードの方がエネルギー的に安定するのでマルチ横モード発振します。」
は設計および調整次第でTEM00、TEM01、TEM10が混在する場合もあります。
毛細管が太すぎるとTEM00だけで発振させることは難しくなり横モードが強くなる場合が多いです。
縦モードに関する補足です。
「縦モード2本になると波長がわずかに異なる互いに直交した直線偏光になるので出力されたレーザー光に
偏光板を入れて回した時に消える角度が無い状態になります。」
こちらは2つの縦モードの偏光が同じ向きよりも直交している方が2つの縦モード間のエネルギーの奪い合い
(モード競合)が無く安定するからです。
偏光が直交している光は互いに影響しあう事がありません。
Re: ヤフオクを流れていく名機達
還暦aさん
図を見ていて思ったのは、
ファイバーの中にある光は、ガウス分布したフェイザーベクトルを持っているらしい。
それにも関わらず、定在波として増幅されるのが面白いというか不思議だと感じました。
スピンが完璧に一致する光子が必ずあるということなんでしょうね。
二つの離れたロンギチュデナルアクシスの振幅が互いに直交するというのは、
光子のスピンが1だということと関係があるのでしょうか?
あるいは、
光をオイラーの複素数で表示した虚数iが関係しているのでしょうか?
飛ばし飛ばしに振幅方向が直交するように定在波が現れるのは面白いですね。
ただそこに、ブリュースター反射を経由させると、S波しかなくなってしまう?
けれど、ガウス分布したベクトル成分があるので、ゼロにはならない?ということなのでしょうね。
横モードは、ファイバーボイド空間の境界条件で決まってしまうので、
エネルギーが安定するように設計時にマルチとなる設計をするということですね。
ここで「エネルギー的に安定」という意味ですが、変動を少なくするということでしょうか?
安定というと、すぐオッシレーションという言葉が浮かんでくる私ですが、
そもそもレーザー光がオッシレーションそのものなので、
複数のレーザーの束にして平均化させるほうが、
1本で発生させるより、振幅が安定するという意味でしょうか?
逆に言うと、
電源レギュレーターは相当安定していなければならないということになりますね。
リップル成分などの影響は無いものなのでしょうか?
そんな意味では、蓄電池を電源にするほうがクリアーなレーザーが出せる?
のかな?
素人考えで申し訳ありません。
図を見ていて思ったのは、
ファイバーの中にある光は、ガウス分布したフェイザーベクトルを持っているらしい。
それにも関わらず、定在波として増幅されるのが面白いというか不思議だと感じました。
スピンが完璧に一致する光子が必ずあるということなんでしょうね。
二つの離れたロンギチュデナルアクシスの振幅が互いに直交するというのは、
光子のスピンが1だということと関係があるのでしょうか?
あるいは、
光をオイラーの複素数で表示した虚数iが関係しているのでしょうか?
飛ばし飛ばしに振幅方向が直交するように定在波が現れるのは面白いですね。
ただそこに、ブリュースター反射を経由させると、S波しかなくなってしまう?
けれど、ガウス分布したベクトル成分があるので、ゼロにはならない?ということなのでしょうね。
横モードは、ファイバーボイド空間の境界条件で決まってしまうので、
エネルギーが安定するように設計時にマルチとなる設計をするということですね。
ここで「エネルギー的に安定」という意味ですが、変動を少なくするということでしょうか?
安定というと、すぐオッシレーションという言葉が浮かんでくる私ですが、
そもそもレーザー光がオッシレーションそのものなので、
複数のレーザーの束にして平均化させるほうが、
1本で発生させるより、振幅が安定するという意味でしょうか?
逆に言うと、
電源レギュレーターは相当安定していなければならないということになりますね。
リップル成分などの影響は無いものなのでしょうか?
そんな意味では、蓄電池を電源にするほうがクリアーなレーザーが出せる?
のかな?
素人考えで申し訳ありません。
Re: ヤフオクを流れていく名機達
皆様こんにちは。
HG様
私が描いた絵はHe-Neレーザの概略図です。
設計が悪いと横モード発振が起きるのと共振器内の損失が大きいと出力が小さくなったり発振しなくなったりするという
話です。
最近では光ファイバーを共振器にした大出力のファイバーレーザーが加工用として使われています。
https://www.wel-ken.co.jp/pages/59/
シングルモードとマルチモードの両方あるようです。
https://www.wel-ken.co.jp/mode/
光ファイバーにはシングルモードファイバーとマルチモードファイバーがあってシングルモードファイバーは
光が伝搬するコアにエネルギーを閉じ込めていてTEM00モードしか伝搬しません。
TEM00モードで伝搬する条件が波長、光が伝搬するコアの屈折率、コアを包み込んでいるクラッドの屈折率で決まるので
例えば長距離光通信用の1.55um用のシングルモード光ファイバーに可視光を入れた場合はシングルモードではなく
マルチモードになります。
シングルモードファイバーとマルチモードファイバーの違いはこちらの動画を見るとわかり易いかと思います。
https://www.thorlabs.co.jp/ja/introduct ... 8%E6%8A%9E
レーザーが定在波として増幅されているというのは違うと思います。
外から見ると定在波が立っているように見えるわけですが、実際には光が共振器内を往復しています。
He-Neレーザの場合、He分子とNe分子の間でエネルギーのやり取りがあって励起されていた電子が別の準位に
落ちるときに発光します。
こちらにエネルギー準位の説明があります。
https://www.thorlabs.co.jp/ja/helium-ne ... 2%E3%83%AB
この発光が外から来た光に誘発されて起こるのが誘導放出で入ってきた光よりも強い光が出ることで増幅されます。
光が共振器内で往復していないとレーザ発振しません。
誘導放出の際に入ってきた光の偏光方向と電子のスピンや起動の関係で増幅率が変わるような気がします。
それがブリュースター窓が無い場合に縦モード間の偏光が直交する理由のように思います。
(入ってきた光の偏光方向が電子のスピンや起動と直交していると誘導放出が起きない:余っている励起電子で
もう一方の縦モードが発振しやすい?間違っているかもしれません)
TEM00モードで発振した光はガウスビームやガウシャンビームと呼ばれています。
波面の強度分布がガウス関数になっていて特別な伝搬をします。
こちらが参考になります。
https://www.edmundoptics.jp/knowledge-c ... opagation/
レーザー光は平行に伝搬できるので遠くまで飛ばせるという間違った解釈がありますが、ガウスビームは広がり角を
持って伝搬しますので平行光にはなりえません。
広がり角がビーム径が最も小さいビームウエストの径と波長で決まるのでものすごく太いビームにすれば
あまり広がらずに遠くまで伝搬できます。
ノイズに関しては励起されている電子のばらつきが影響しますので安定な電源がノイズを減らす有効な手段になります。
温度変化や戻り光の影響なども考慮が必要です。
長い脱線話ばかりですみません。
HG様
私が描いた絵はHe-Neレーザの概略図です。
設計が悪いと横モード発振が起きるのと共振器内の損失が大きいと出力が小さくなったり発振しなくなったりするという
話です。
最近では光ファイバーを共振器にした大出力のファイバーレーザーが加工用として使われています。
https://www.wel-ken.co.jp/pages/59/
シングルモードとマルチモードの両方あるようです。
https://www.wel-ken.co.jp/mode/
光ファイバーにはシングルモードファイバーとマルチモードファイバーがあってシングルモードファイバーは
光が伝搬するコアにエネルギーを閉じ込めていてTEM00モードしか伝搬しません。
TEM00モードで伝搬する条件が波長、光が伝搬するコアの屈折率、コアを包み込んでいるクラッドの屈折率で決まるので
例えば長距離光通信用の1.55um用のシングルモード光ファイバーに可視光を入れた場合はシングルモードではなく
マルチモードになります。
シングルモードファイバーとマルチモードファイバーの違いはこちらの動画を見るとわかり易いかと思います。
https://www.thorlabs.co.jp/ja/introduct ... 8%E6%8A%9E
レーザーが定在波として増幅されているというのは違うと思います。
外から見ると定在波が立っているように見えるわけですが、実際には光が共振器内を往復しています。
He-Neレーザの場合、He分子とNe分子の間でエネルギーのやり取りがあって励起されていた電子が別の準位に
落ちるときに発光します。
こちらにエネルギー準位の説明があります。
https://www.thorlabs.co.jp/ja/helium-ne ... 2%E3%83%AB
この発光が外から来た光に誘発されて起こるのが誘導放出で入ってきた光よりも強い光が出ることで増幅されます。
光が共振器内で往復していないとレーザ発振しません。
誘導放出の際に入ってきた光の偏光方向と電子のスピンや起動の関係で増幅率が変わるような気がします。
それがブリュースター窓が無い場合に縦モード間の偏光が直交する理由のように思います。
(入ってきた光の偏光方向が電子のスピンや起動と直交していると誘導放出が起きない:余っている励起電子で
もう一方の縦モードが発振しやすい?間違っているかもしれません)
TEM00モードで発振した光はガウスビームやガウシャンビームと呼ばれています。
波面の強度分布がガウス関数になっていて特別な伝搬をします。
こちらが参考になります。
https://www.edmundoptics.jp/knowledge-c ... opagation/
レーザー光は平行に伝搬できるので遠くまで飛ばせるという間違った解釈がありますが、ガウスビームは広がり角を
持って伝搬しますので平行光にはなりえません。
広がり角がビーム径が最も小さいビームウエストの径と波長で決まるのでものすごく太いビームにすれば
あまり広がらずに遠くまで伝搬できます。
ノイズに関しては励起されている電子のばらつきが影響しますので安定な電源がノイズを減らす有効な手段になります。
温度変化や戻り光の影響なども考慮が必要です。
長い脱線話ばかりですみません。
Re: ヤフオクを流れていく名機達
還暦aさん
ようやく理解出来ました。
この図を見ていて気付いたのですが、


二つの凹面鏡に挟まれた部分では、発生した光は、共振を起こしている。
けれど、片方の凹面鏡がハーフミラーになっているので、共振した光はそこから漏れてくる。
漏れる方向にも光のベクトルがありますから。
しかも反対側のミラーとの共振で作られた振幅の大きい光もまた含まれる。
しかるに、このチャンバーから出た光にはもう反対側から跳ね返る光が無いですから、
進行波として拡散してゆく。
もうひとつ。
ガウスビームということは、本来球面状に広がりますが、それがそうならないのは、
二枚の反射板の構成で、アフォーカルコンバーターを形成している。
たとえば、右側から光が出るとすると、そこのミラーはマイナスのパワー。
逆に左のミラーは集光するので、プラスのパワー。
足すとアフォーカルになりますね。
それで並行光に近く絞ることが出来る。
地球から月にレーザーを送って月に置いてきた反射装置を使って地球と月の距離を計測していますが、
どうやったのか、レーザーを知るに従い不思議に思えてきました。
たまたま高野栄一さんの本を読むと、やはりここでもアフォーカル光学系を作って、レーザー径を拡大し、
レーザーの一番細くなるウェスト部が小さくなりすぎないようにしたのか、パワーを出せるようにしたのか、
分かりませんが、遠距離に届くレーザーを設計したといいます。
ただの反射鏡だと反射光は、絶対もとのところに戻らないので、
NASAはレトロリフレクターを設計したといいます。


いずれにしても、天才の大勢いる組織ですね。
レーザーの教科書や還暦aさんのリンク先のレベル図を見ると、
ヘリウムの遷移エネルギーを利用してネオンの遷移エネルギーを引き出し、それを利用していることが分かります。
たぶん、原理はネオンサインと全く同じなんでしょう。
その光を共振させて振幅を大きくし、それをガウスレーザーとして外に引き出す。
エネルギーは電圧をかけている間供給される。
いわば、
浴槽に水を入れながら電気の力でお湯を沸かし、同時に栓を抜いてお湯を出すような装置ですね。
電気エネルギーは湧いたお湯に置き換え、出るお湯は光エネルギーに置き換わっている。
ということなのでしょう。
ここでネオンの遷移エネルギーになる際に、ネオン原子が反転状態になるそうです。
反転になっていても、エネルギーはあるので、コンジュゲートとして扱ってエネルギーとする。
式で表すと、エネルギーは、電界と磁界の外積だそうです。教科書によると、
P=1/2(E×H*)
となって虚数項が生まれています。磁界のほうがコンジュゲートとなっています。
展開式は、エルミート多項式とのこと。
そして、
ルジャンドル多項式は、電子の雲の計算に使われたように、3次元の計算も可能。
チャンバーの壁からの跳ね返りの共振の計算も出来て、断面方向に複数のビーム軸が発生することも計算で算出できる。
ルジャンドル多項式での三次元の電界は次の式になるそうです。

これであれば、たぶん展開した時に交互に直交する式が作れるような気がします。
項数を上げるたびにプラスとマイナスが交互に現れ、
そのあたりと位相とスピンの組み合わせで振幅方向が変わるのでしょう。
などらしい、ということが頭の中でぼんやりながらなんとなく理解出来ました。
計算は、コンピューターとアプリが必須ですが、ボーアが計算したように手計算もやってやれないことはないのでしょう。
やっぱりあれですね、ルジャンドル多項式やロドリゲス多項式がクリアーに理解出来ていないと、完全には理解したことにならなそうですね。
なんとかものにしたいところです。
ようやく理解出来ました。
この図を見ていて気付いたのですが、
二つの凹面鏡に挟まれた部分では、発生した光は、共振を起こしている。
けれど、片方の凹面鏡がハーフミラーになっているので、共振した光はそこから漏れてくる。
漏れる方向にも光のベクトルがありますから。
しかも反対側のミラーとの共振で作られた振幅の大きい光もまた含まれる。
しかるに、このチャンバーから出た光にはもう反対側から跳ね返る光が無いですから、
進行波として拡散してゆく。
もうひとつ。
ガウスビームということは、本来球面状に広がりますが、それがそうならないのは、
二枚の反射板の構成で、アフォーカルコンバーターを形成している。
たとえば、右側から光が出るとすると、そこのミラーはマイナスのパワー。
逆に左のミラーは集光するので、プラスのパワー。
足すとアフォーカルになりますね。
それで並行光に近く絞ることが出来る。
地球から月にレーザーを送って月に置いてきた反射装置を使って地球と月の距離を計測していますが、
どうやったのか、レーザーを知るに従い不思議に思えてきました。
たまたま高野栄一さんの本を読むと、やはりここでもアフォーカル光学系を作って、レーザー径を拡大し、
レーザーの一番細くなるウェスト部が小さくなりすぎないようにしたのか、パワーを出せるようにしたのか、
分かりませんが、遠距離に届くレーザーを設計したといいます。
ただの反射鏡だと反射光は、絶対もとのところに戻らないので、
NASAはレトロリフレクターを設計したといいます。

いずれにしても、天才の大勢いる組織ですね。
レーザーの教科書や還暦aさんのリンク先のレベル図を見ると、
ヘリウムの遷移エネルギーを利用してネオンの遷移エネルギーを引き出し、それを利用していることが分かります。
たぶん、原理はネオンサインと全く同じなんでしょう。
その光を共振させて振幅を大きくし、それをガウスレーザーとして外に引き出す。
エネルギーは電圧をかけている間供給される。
いわば、
浴槽に水を入れながら電気の力でお湯を沸かし、同時に栓を抜いてお湯を出すような装置ですね。
電気エネルギーは湧いたお湯に置き換え、出るお湯は光エネルギーに置き換わっている。
ということなのでしょう。
ここでネオンの遷移エネルギーになる際に、ネオン原子が反転状態になるそうです。
反転になっていても、エネルギーはあるので、コンジュゲートとして扱ってエネルギーとする。
式で表すと、エネルギーは、電界と磁界の外積だそうです。教科書によると、
P=1/2(E×H*)
となって虚数項が生まれています。磁界のほうがコンジュゲートとなっています。
展開式は、エルミート多項式とのこと。
そして、
ルジャンドル多項式は、電子の雲の計算に使われたように、3次元の計算も可能。
チャンバーの壁からの跳ね返りの共振の計算も出来て、断面方向に複数のビーム軸が発生することも計算で算出できる。
ルジャンドル多項式での三次元の電界は次の式になるそうです。
これであれば、たぶん展開した時に交互に直交する式が作れるような気がします。
項数を上げるたびにプラスとマイナスが交互に現れ、
そのあたりと位相とスピンの組み合わせで振幅方向が変わるのでしょう。
などらしい、ということが頭の中でぼんやりながらなんとなく理解出来ました。
計算は、コンピューターとアプリが必須ですが、ボーアが計算したように手計算もやってやれないことはないのでしょう。
やっぱりあれですね、ルジャンドル多項式やロドリゲス多項式がクリアーに理解出来ていないと、完全には理解したことにならなそうですね。
なんとかものにしたいところです。
Re: ヤフオクを流れていく名機達
皆様こんにちは。
HG様は数学が得意な方なんですね。
前にも書いた通り私は数式を追いかけるのは苦手で、年を取ってさらに頭の回転が鈍くなっているので
仕事で困ったときは若い得意な人に教えてもらっています。
工学部出の人間なので途中経過は気にせずに結果のみを使うことが多いです。
HG様の言われている通りガウスビームは基本的には球面波として広がって行きます。
レンズで絞り込むと最もビーム径が小さくなるビームウエストが形成されビームウエストでは平面波となります。
2枚のミラーで共振器を組んでいるTEM00で発振するレーザは共振器の中にビームウエストが出来ています。
アポロ計画で月にコーナーキューブを設置して距離測定していることは知っていました。
まだ現役のようです。
https://sorae.info/space/2019_7_25_lr3.html
こちらの記事では口径0.7mの望遠鏡で計測していると記載されていました。
https://www.mitsubishielectric.co.jp/ds ... 407_4.html
参考にビームウエストの直径と離れた場所でのビーム径を計算してみました。
(望遠鏡の出口がビームウエストになるように調整しているとした場合を想定)
波長:633nm(He-Neレーザー)
元のビーム径
距離 0.01m 0.1m 1m 3m 10m
1km 0.022m 0.1m 1m 3m 10m
100km 2.0m 0.22m 1m 3m 10m
1000km 20.1m 2.0m 1.02m 3m 10m
360,000km 7,253m 725m 72.5m 24.3m 12.35m
(月まで)
エクセルに計算式を入れてあったシートで計算しましたが計算してくれるサイトがあり同じ結果でしたので
計算式は間違っていなかったようです。
https://www.edmundoptics.jp/knowledge-c ... ian-beams/
ビーム径0.1m(100mm)でも近距離であればほぼ平行光と言って良さそうです。
月に置いてきたコーナーキューブは経年劣化で反射性能が低下しているそうです。
大口径の望遠鏡を使えばビームを小さくすることが出来るのと反射してきた光を集光する面積も増えるので
おぎなえそうな気がします。
と思っていたら昨年3月にアメリカが新たな反射器を設置していたそうです。
https://japanese.cri.cn/2025/08/20/ARTI1755670869313618
中国が信号検出に成功したという記事ですがアメリカが月に設置した新たな反射器の信号をとらえたという話です。
日本でも新たな反射器を設置するというプロジェクトが進んでいるようです。
https://www.miz.nao.ac.jp/rise/node/17.html
HG様は数学が得意な方なんですね。
前にも書いた通り私は数式を追いかけるのは苦手で、年を取ってさらに頭の回転が鈍くなっているので
仕事で困ったときは若い得意な人に教えてもらっています。
工学部出の人間なので途中経過は気にせずに結果のみを使うことが多いです。
HG様の言われている通りガウスビームは基本的には球面波として広がって行きます。
レンズで絞り込むと最もビーム径が小さくなるビームウエストが形成されビームウエストでは平面波となります。
2枚のミラーで共振器を組んでいるTEM00で発振するレーザは共振器の中にビームウエストが出来ています。
アポロ計画で月にコーナーキューブを設置して距離測定していることは知っていました。
まだ現役のようです。
https://sorae.info/space/2019_7_25_lr3.html
こちらの記事では口径0.7mの望遠鏡で計測していると記載されていました。
https://www.mitsubishielectric.co.jp/ds ... 407_4.html
参考にビームウエストの直径と離れた場所でのビーム径を計算してみました。
(望遠鏡の出口がビームウエストになるように調整しているとした場合を想定)
波長:633nm(He-Neレーザー)
元のビーム径
距離 0.01m 0.1m 1m 3m 10m
1km 0.022m 0.1m 1m 3m 10m
100km 2.0m 0.22m 1m 3m 10m
1000km 20.1m 2.0m 1.02m 3m 10m
360,000km 7,253m 725m 72.5m 24.3m 12.35m
(月まで)
エクセルに計算式を入れてあったシートで計算しましたが計算してくれるサイトがあり同じ結果でしたので
計算式は間違っていなかったようです。
https://www.edmundoptics.jp/knowledge-c ... ian-beams/
ビーム径0.1m(100mm)でも近距離であればほぼ平行光と言って良さそうです。
月に置いてきたコーナーキューブは経年劣化で反射性能が低下しているそうです。
大口径の望遠鏡を使えばビームを小さくすることが出来るのと反射してきた光を集光する面積も増えるので
おぎなえそうな気がします。
と思っていたら昨年3月にアメリカが新たな反射器を設置していたそうです。
https://japanese.cri.cn/2025/08/20/ARTI1755670869313618
中国が信号検出に成功したという記事ですがアメリカが月に設置した新たな反射器の信号をとらえたという話です。
日本でも新たな反射器を設置するというプロジェクトが進んでいるようです。
https://www.miz.nao.ac.jp/rise/node/17.html
Re: ヤフオクを流れていく名機達
還暦aさん
リンク先の紹介ありがとうございました。
エドモンドにビームエキスパンダーの解説があるんですね。
https://www.edmundoptics.jp/knowledge-c ... expanders/
なるほど、ビーム出口をアフォーカルコンバーターで拡大すると、ジフラクションが減るんですね!
それはそうですね。
それで月までレーザーを送ってもエネルギーのロスを抑制できる。
と、単純に考えてLLRの解説を読んでみると、
レーザーは月に到達するころには、ジフラクションで6.5キロメートルまで「ボケている」と!(笑
「えーっ、」ですね。
結果的にフォトン数は、3×10の7乗個送っても地球にリターンするのは、フォトン数個になるんですって?
とんでもない話ですね。
地球のナイトグロー光に埋没してしまう。
いったいどうやって感知しているんでしょう?
知恵を総動員しているのでしょうが、MITは凄いことを考えたものですね。
リンク先の紹介ありがとうございました。
エドモンドにビームエキスパンダーの解説があるんですね。
https://www.edmundoptics.jp/knowledge-c ... expanders/
なるほど、ビーム出口をアフォーカルコンバーターで拡大すると、ジフラクションが減るんですね!
それはそうですね。
それで月までレーザーを送ってもエネルギーのロスを抑制できる。
と、単純に考えてLLRの解説を読んでみると、
レーザーは月に到達するころには、ジフラクションで6.5キロメートルまで「ボケている」と!(笑
「えーっ、」ですね。
結果的にフォトン数は、3×10の7乗個送っても地球にリターンするのは、フォトン数個になるんですって?
とんでもない話ですね。
地球のナイトグロー光に埋没してしまう。
いったいどうやって感知しているんでしょう?
知恵を総動員しているのでしょうが、MITは凄いことを考えたものですね。
Re: ヤフオクを流れていく名機達
もひとつ、
先のレトロリフレクターの説明図、
2が球になってますが、これは使い物にならないでしょうね。
球面収差で光が拡散してしまう。
図は、元の方向に跳ね返るような図になってますが、跳ね返る位置によってズレますね。
この図、アメリカのWikiにあったんですけどね。(笑
先のレトロリフレクターの説明図、
2が球になってますが、これは使い物にならないでしょうね。
球面収差で光が拡散してしまう。
図は、元の方向に跳ね返るような図になってますが、跳ね返る位置によってズレますね。
この図、アメリカのWikiにあったんですけどね。(笑