みなさま、こんにちわ。
対物レンズ枠に開口径、焦点距離の他にシリアル番号が刻印されているものがあります。
更には、その対物レンズ固有の名称が刻まれているものもあります
以前、古スコ広場に出てきたDanchyka.がそうです。
なお、アストロ光学(株)がDanchyka.の名称を刻んだのは1955年後半から1956年の短い期間でした。
上記期間のアストロ光学(株) ASTRO S5Type の対物レンズ枠には Danchyka. D=60mm f=910mm (そしてシリアルNo.)が
刻まれています。
1955年にアストロ光学(株)が輸出を開始した当時、天体望遠鏡を作っていたのは日本光学工業、五藤光学研究所、旭光学
工業、日本精光研究所等です。
天体望遠鏡の対物レンズに固有名称(愛称)、シリアル番号を刻んだのは誰が最初だったのでしょうか。
通常は、天体望遠鏡自体の品名・型番、シリアル番号は接眼部等にラベルとして貼付されていますが、更に対物レンズに
固有の名称(愛称)&シリアル番号をもっているものが1955年以前にもあったのか。
対物レンズの固有名称(愛称)&シリアル番号の先駆者は誰?
Re: 対物レンズの固有名称(愛称)&シリアル番号の先駆者は誰?
みなさま、こんにちわ。
追記します。
貼付写真は、アストロ光学(株)のアストロ天体望遠鏡S-5です。
S-5にも量産タイプには製造時期(1955-1957;1958は製造販売したのか?)により異なる点がありました。
屈折望遠鏡JIS B 7123-1953には、天体望遠鏡の対物レンズ枠には公表対物レンズの有効径及び焦点距離を原則
として記載するとあります。(原則としており、必須ではない)
また、輸出写真レンズJIS B 7110-1954には、レンズ枠にはそのレンズ名、最大口径比、焦点距離および製造番号
を記載するとあります。(こちらは総則で最低資格条件とされており、より厳しい)
小島修介氏は、1952-1954は旭光学工業(株)に在籍していたので、JIS B 7110についても知っていたと思われます。
追記します。
貼付写真は、アストロ光学(株)のアストロ天体望遠鏡S-5です。
S-5にも量産タイプには製造時期(1955-1957;1958は製造販売したのか?)により異なる点がありました。
屈折望遠鏡JIS B 7123-1953には、天体望遠鏡の対物レンズ枠には公表対物レンズの有効径及び焦点距離を原則
として記載するとあります。(原則としており、必須ではない)
また、輸出写真レンズJIS B 7110-1954には、レンズ枠にはそのレンズ名、最大口径比、焦点距離および製造番号
を記載するとあります。(こちらは総則で最低資格条件とされており、より厳しい)
小島修介氏は、1952-1954は旭光学工業(株)に在籍していたので、JIS B 7110についても知っていたと思われます。