皆様こんにちは。
「StellaBino-50 って」スレで触れていたACクローズアップレンズを使った双眼鏡をようやくまとめました。
対物レンズはケンコーのACクローズアップレンズNo.5で焦点距離200mmです。
3Dプリンターで鏡筒を製作しました。
古い3Dプリンターを使っているので早い造形が出来ず、速度75mm/secでかかった時間は延べ9時間余り。
時間短縮のため肉厚は1.5mmで0.5mmのノズルで3層になっています。
最初は対物レンズ側の接続のみにしたのですが柔すぎてだめだったので接眼側の接続リングを追加しました。
この接続リングの取り付け角度で光軸調整をしています。
接眼レンズ抜き差し用の筒を別体で作りねじ固定するつもりでしたが肉厚が薄すぎて固定できておらず
摩擦で止まっているだけです。
接眼レンズにMeadeのSuper Plossel 26mmを使ったので倍率は200/26=7.7倍です。
まだ、星は見ていませんが、地上の風景を見た感じでは少し色収差があり周辺の歪曲収差が大きいですが
エイコーの7x50mm双眼鏡と比べた所、クローズアップレンズ双眼鏡の方がはるかに明るく見えました。
普通の双眼鏡ではプリズムの光量ロスが大きいのだと思います。
星のお気軽観望には使えそうな気がします。
画像の3枚目、4枚目はスマホで覗かせて撮影したのでカメラ側の光軸ずれや傾きがあります。
3Dプリンターで製作した鏡筒はつや消し黒のフィラメント(素材)を使っていて積層痕と呼ばれる積層したときの
筋状の跡があり、筒内の正反射を減らしてくれるので都合が良いです。
最近の3Dプリンターは性能が上がっていて250mm/secで造形でき、面倒な造形面の傾き調整不要になってるようで
安くなっているので新しい物が欲しくなってきました。
明日6日までアマゾンのブラックフライデーセールをやっていて、30,000円の機種が24,000円ほどで買えるようです。
https://www.amazon.co.jp/%E3%80%90PSE%E ... s_li_ss_tl
https://www.amazon.co.jp/Anycubic-%E5%8 ... s_li_ss_tl
高くなりますが上位機種には最高速度500mm/secの物もあるようです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0D1Q8ZF1K? ... s_li_ss_tl
クローズアップレンズ双眼鏡
Re: クローズアップレンズ双眼鏡
還暦αさんこんばんは
おー遂に実用化しましたか。。(^0^;
お手軽と言うレベルではなく、かなり本格的な作りです。
歪曲収差が目立つのは仕方なく、単純であるが故の特徴です。(^0^8
無理に平面化する必要もないかと思いますが、良く見えるようで。。
上板2丁目さんが喜ぶようなお品ですが、上板2丁目さん作ります?
余計な光学部品が無いとそんなに明るく見えるとは驚きです。(^0^!
それにしても3Dプリンターはお安くなったんですネ。〇 〇;
既に切削仕上げのレベルに迫ったようでもあり、今後に期待すること超大!
おー遂に実用化しましたか。。(^0^;
お手軽と言うレベルではなく、かなり本格的な作りです。
歪曲収差が目立つのは仕方なく、単純であるが故の特徴です。(^0^8
無理に平面化する必要もないかと思いますが、良く見えるようで。。
上板2丁目さんが喜ぶようなお品ですが、上板2丁目さん作ります?
余計な光学部品が無いとそんなに明るく見えるとは驚きです。(^0^!
それにしても3Dプリンターはお安くなったんですネ。〇 〇;
既に切削仕上げのレベルに迫ったようでもあり、今後に期待すること超大!
Re: クローズアップレンズ双眼鏡
(^0^)コメト 様
コメントありがとうございます。
今回の鏡筒は積層厚0.25mmで作りました。
クローズアップレンズのネジはカメラフィルターと同じピッチ0.75mmですので1つのネジ山に3層しかありません。
それでも何とかねじ込めるネジ山が出来ました。
横方向の寸法精度が出ないことがあり、小さすぎるとねじ込めず、大きすぎればガバガバになるので事前に
ネジの部分だけ作って確認してから全体を作りました。
M3等の小さいネジ穴は下穴だけ作っておいてタップでねじ切りしています。
左右の鏡筒を接続しているヒンジ部分はタッピングネジで固定しています。
3Dプリンターは円安にも関わらず性能が上がっているのに価格があまり変わっていないのが驚きです。
フィラメントと呼ばれる素材も安い物は1kg1,600円ぐらいで買えるのでランニングコストもそれほどかかりません。
自転車のプラスチック製ペダル部分がボロボロになったので3Dプリンターで作って交換したものが1年以上壊れずに
使えているので耐久性もそれなりにありそうです。
自然分解すると言われている植物由来のPLAという素材で製作しました。
雨ざらしにしていますが直射日光が当たらない場所に置いてあるのが幸いしているようです。
3Dプリンターでの製作はたのしいですよ。
3Dプリンターを使ってこんな赤道儀を自作している方もおられます。
https://mr-deep-addicted.com/?cat=109
日本ではあまり知られていないようですが海外で自作している人が多いようです。
Sky‐WatcherのWAVE赤道儀が発売された時に上記の方の作品をまねて作ったと思いました。
シュミットのWAVE赤道儀を紹介しているページのリンクを追加します。
https://www.syumitto.jp/SHOP/944260/1167202/list.html
ハーモニック減速機は中の楕円体が1回転すると内歯と外歯の歯数の差だけ外側が回転します。
内歯99、外歯100なら1回転で1/100回転になるので1/100の減速機になります。
楕円体の回転と外歯の回転は逆になります。
コメントありがとうございます。
今回の鏡筒は積層厚0.25mmで作りました。
クローズアップレンズのネジはカメラフィルターと同じピッチ0.75mmですので1つのネジ山に3層しかありません。
それでも何とかねじ込めるネジ山が出来ました。
横方向の寸法精度が出ないことがあり、小さすぎるとねじ込めず、大きすぎればガバガバになるので事前に
ネジの部分だけ作って確認してから全体を作りました。
M3等の小さいネジ穴は下穴だけ作っておいてタップでねじ切りしています。
左右の鏡筒を接続しているヒンジ部分はタッピングネジで固定しています。
3Dプリンターは円安にも関わらず性能が上がっているのに価格があまり変わっていないのが驚きです。
フィラメントと呼ばれる素材も安い物は1kg1,600円ぐらいで買えるのでランニングコストもそれほどかかりません。
自転車のプラスチック製ペダル部分がボロボロになったので3Dプリンターで作って交換したものが1年以上壊れずに
使えているので耐久性もそれなりにありそうです。
自然分解すると言われている植物由来のPLAという素材で製作しました。
雨ざらしにしていますが直射日光が当たらない場所に置いてあるのが幸いしているようです。
3Dプリンターでの製作はたのしいですよ。
3Dプリンターを使ってこんな赤道儀を自作している方もおられます。
https://mr-deep-addicted.com/?cat=109
日本ではあまり知られていないようですが海外で自作している人が多いようです。
Sky‐WatcherのWAVE赤道儀が発売された時に上記の方の作品をまねて作ったと思いました。
シュミットのWAVE赤道儀を紹介しているページのリンクを追加します。
https://www.syumitto.jp/SHOP/944260/1167202/list.html
ハーモニック減速機は中の楕円体が1回転すると内歯と外歯の歯数の差だけ外側が回転します。
内歯99、外歯100なら1回転で1/100回転になるので1/100の減速機になります。
楕円体の回転と外歯の回転は逆になります。