みなさま、こんにちわ。
さとう様、ごもっともな疑問ですねぇ。私も、どうしてなのか疑問です。
以前の古スコ広場でも同機の絞り環についての投稿がありましたねぇ。
minoru様、鏡筒内の絞り環は、どの辺にあるのでしょうか。
本来あるべき位置より対物レンズ寄りと思ってよろしいでしょうか。
映光社の6T430は6T450に名称が変更になり、要するに値上げしたのですが、6T600に併売して引き続き販売されていました。
6T600は6T450よりも後から出てきたもので、目盛環付きでアイピースもより高級品が付属し、ファインダーも40mm 10×に
なっています。
見て分かるように6T600はファインダー脚が鏡筒に直接ネジ止めで付けられています。
そのことから、ひとつの推測としては、鏡筒にファインダー脚を直接ネジ止めするためには、本来の鏡筒内の絞り環の位置
に不都合があり、そのため、えいとばかりに、その位置をずらしたのではないでしょうか。
東邦光学工業には、少なくとも6T600の販売を開始するにあたって、きちんとした設計ができる方がいなかったのではない
でしょうか。
6T430にしても、Swift 831にしても、ファインダーはバンドを介して取り付けられています。
Swift 831に比較すると6T430のバンドはチープです。
バンドはSwift 839(60mm屈赤)の流用と考えられます。
映光社の型番の取り方ですが、TはTelescopeから、下三桁は価格からでこれは問題ないと思いますが、問題は最初の6です。1969年頃に6からSに変わりますが、私は昭和36年からきているのではないかと考えています。
本格的に天体望遠鏡を販売し始めたのが昭和36年だったのではないでしょうか。
高橋製作所の1950年代については、前にも書き込みをしていますので、その後にわかったことを追記しておきます。
高橋製作所が加入していたのは板橋合金鋳造工業協同組合で、1958年頃の組合員数は約30社です。
板橋合金鋳造工業協同組合は1952年に設立され、高橋喜一郎氏は1959年頃から一時期役員を務められていました。
ついでに、映光社が加入していたのは東京望遠鏡協同組合で、宮川正氏は1960年代には理事長になっています。
私は、エイコー(1962年頃に映光社から改名)の協力会社的な要素も持っていたように考えています。
管見の限りでは、エイコーの会社更生とともに消えたようにみえます。
なお、エイコーの経営は千葉光学硝子が引き継ぎ、現在のミザールテックにつながります。
COPITAR T-705D
Re: COPITAR T-705D
みなさんこんばんは。
さとうさん、接眼部から覗いた時、焦点が合った位置で、対物レンズの錫箔が3か所全部見えるはずなんですが、
斜めに覗いた時一部確認出来るだけでしたので、絞り径が小さすぎるか、位置が前過ぎると判断しました。
前過ぎる時は、対物レンズを外して接眼側に押してあげればいいだけなんですが、まだやってなかったです。
青色つきこさん、推測が正解かも?
明日にでも絞り環の位置及び径等計ってみたいと思います。
で、思ったのですが、この鏡筒は本来910㎜用に無理無理1000㎜を収めたのじゃないかなと?
そのため筒外焦点が長くとれ、天頂P+双眼装置が使えたのだと思いました。
ちなみに、高橋セミアポ90では、天頂P+双眼装置は無理で単独でしか使えず、同じく2インチも直視だけしか使えなかったです。
さとうさん、接眼部から覗いた時、焦点が合った位置で、対物レンズの錫箔が3か所全部見えるはずなんですが、
斜めに覗いた時一部確認出来るだけでしたので、絞り径が小さすぎるか、位置が前過ぎると判断しました。
前過ぎる時は、対物レンズを外して接眼側に押してあげればいいだけなんですが、まだやってなかったです。
青色つきこさん、推測が正解かも?
明日にでも絞り環の位置及び径等計ってみたいと思います。
で、思ったのですが、この鏡筒は本来910㎜用に無理無理1000㎜を収めたのじゃないかなと?
そのため筒外焦点が長くとれ、天頂P+双眼装置が使えたのだと思いました。
ちなみに、高橋セミアポ90では、天頂P+双眼装置は無理で単独でしか使えず、同じく2インチも直視だけしか使えなかったです。
Re: COPITAR T-705D
みなさんこんばんは。COPITAR T-705D 絞り位置を計ってみました。
筒先から①162㎜と175㎜の位置に51Φ、筒先から②362㎜と380㎜の位置に36Φとそれぞれ2枚ずつ配置されてました。
3列目及びドロチューブにも絞りがあるのですが、接眼部が外れず計れなかったです。
筒先から対物レンズ中心位置まで20㎜とすると、①182㎜位置(焦点まで818㎜)に51Φ、
②382㎜位置(〃618㎜)に36Φ(それぞれ対物側で)となります。
有効口径の計算は、①D’=(51/818)*1000=62.34mm ②D”=(36/618)*1000=58.25mmとなり、
D77㎜にはほど遠く6㎝にも満たなかったです。
焦点位置でのイメージサークルを0㎜で計算してますので、10㎜としたらもっともっと小さくなります。
絞り位置をずらそうにも、2枚ずつ固定されてて困難で、2列目、3列目は接眼部・ファインダーを強引に外さないと無理かも??
これってあり???
ま、遊べたので良しとするしか・・・
筒先から①162㎜と175㎜の位置に51Φ、筒先から②362㎜と380㎜の位置に36Φとそれぞれ2枚ずつ配置されてました。
3列目及びドロチューブにも絞りがあるのですが、接眼部が外れず計れなかったです。
筒先から対物レンズ中心位置まで20㎜とすると、①182㎜位置(焦点まで818㎜)に51Φ、
②382㎜位置(〃618㎜)に36Φ(それぞれ対物側で)となります。
有効口径の計算は、①D’=(51/818)*1000=62.34mm ②D”=(36/618)*1000=58.25mmとなり、
D77㎜にはほど遠く6㎝にも満たなかったです。
焦点位置でのイメージサークルを0㎜で計算してますので、10㎜としたらもっともっと小さくなります。
絞り位置をずらそうにも、2枚ずつ固定されてて困難で、2列目、3列目は接眼部・ファインダーを強引に外さないと無理かも??
これってあり???
ま、遊べたので良しとするしか・・・
最後に編集したユーザー minoru [ 2024年6月20日(木) 23:49 ], 累計 1 回
Re: COPITAR T-705D
青色つきこ様、minoru様、詳細情報ありがとうございます。
木箱に豪華アクセサリーの大口径、そしておそらく割安、と頑張った結果に思えます。
その分、三脚と鏡筒に無理が祟ったと。
木箱に豪華アクセサリーの大口径、そしておそらく割安、と頑張った結果に思えます。
その分、三脚と鏡筒に無理が祟ったと。
怪我の功名ですな。で、思ったのですが、この鏡筒は本来910㎜用に無理無理1000㎜を収めたのじゃないかなと?
そのため筒外焦点が長くとれ、天頂P+双眼装置が使えたのだと思いました。
Re: COPITAR T-705D
60㎜にも満たないのですか。予想以上ですね。
ちゃんと測った情報は初めてです。ありがとうございます。
海外向けのSwiftもそうなんでしょうか。ちょっと調べてみたいですね。
ちゃんと測った情報は初めてです。ありがとうございます。
海外向けのSwiftもそうなんでしょうか。ちょっと調べてみたいですね。
プライベートメッセージです
Re: COPITAR T-705D
みなさんこんばんは。COPITAR T-705D ですが、絞り位置を接眼側に移動しました。
先に②36Φを単管パイプ48.6Φで①51Φを貫通させて叩き込み、所定の位置を確認してから、
①51Φをビンの蓋を利用して叩き込みました。
①51Φ 182㎜→320㎜(680㎜)D’=(51/680)*1000=75.00㎜
②36Φ 382㎜→520㎜(480㎜)D"=(36/480)*1000=75.00㎜
いずれも77㎜になってないですが、接眼部から錫箔全て確認出来たので良しとしました。
M43P0.75オス/2インチネジオスADP+シュミカセ用2インチミラー+SV30でお月見です。
やはり2インチは見やすいです。ケラレを心配したのですが、気にならなかったです。
この組み合わせが一番光路を消費しないので、高橋セミアポ90でもいける??
先に②36Φを単管パイプ48.6Φで①51Φを貫通させて叩き込み、所定の位置を確認してから、
①51Φをビンの蓋を利用して叩き込みました。
①51Φ 182㎜→320㎜(680㎜)D’=(51/680)*1000=75.00㎜
②36Φ 382㎜→520㎜(480㎜)D"=(36/480)*1000=75.00㎜
いずれも77㎜になってないですが、接眼部から錫箔全て確認出来たので良しとしました。
M43P0.75オス/2インチネジオスADP+シュミカセ用2インチミラー+SV30でお月見です。
やはり2インチは見やすいです。ケラレを心配したのですが、気にならなかったです。
この組み合わせが一番光路を消費しないので、高橋セミアポ90でもいける??
Re: COPITAR T-705D
みなさま、こんにちわ。
minoruさま、これでバッチリですねぇ。
最終的に、製造業者が、しっかりと調整をしているかどうかですよねぇ。
他の望遠鏡についても、もう一度確認する必要はありますねぇ。
Swift 831には興味があります。高橋製作所がしっかりと調整をしているのか。
ところで、ラベルには輸出業者(もしくは販売業者)と製造業者が刻印されていますが。
本機の場合は輸出業者がコピター、製造業者が東邦光学工業。
Swift 831ならば、輸出業者がスイフト、製造業者がAMA即ち相互産業で、実際の組立は高橋製作所。
相互産業は商社で、自前の工場は持っていません。
相互産業の役員がスイフト商会東京支店長を兼ねていました。
AMAの刻印を持つ双眼鏡、単眼鏡がありますが、どこで製造されたのか。
解明すべき案件も多々あります。
minoruさま、これでバッチリですねぇ。
最終的に、製造業者が、しっかりと調整をしているかどうかですよねぇ。
他の望遠鏡についても、もう一度確認する必要はありますねぇ。
Swift 831には興味があります。高橋製作所がしっかりと調整をしているのか。
ところで、ラベルには輸出業者(もしくは販売業者)と製造業者が刻印されていますが。
本機の場合は輸出業者がコピター、製造業者が東邦光学工業。
Swift 831ならば、輸出業者がスイフト、製造業者がAMA即ち相互産業で、実際の組立は高橋製作所。
相互産業は商社で、自前の工場は持っていません。
相互産業の役員がスイフト商会東京支店長を兼ねていました。
AMAの刻印を持つ双眼鏡、単眼鏡がありますが、どこで製造されたのか。
解明すべき案件も多々あります。
Re: COPITAR T-705D
みなさんこんばんは。
青色つきこさん、ありがとうございます。
なんとか、絞り移動出来ました。
最初棒でつつこうとしてだめで、短管パイプでつついたのですが、それでもだめで最後は叩き込みました。
実は、T先生がDAUERの同径機(姉妹機)を手に入れてまして、FBの『ダウエル研究所』で問い合わせしましたので、何か分かるかもしれません。
https://www.facebook.com/groups/352247912980622
あと思ったのは、高橋の6.5㎝用の鏡筒に7.7㎝を組んだのかなと?
飽くまでも推測ですが・・・
青色つきこさん、ありがとうございます。
なんとか、絞り移動出来ました。
最初棒でつつこうとしてだめで、短管パイプでつついたのですが、それでもだめで最後は叩き込みました。
実は、T先生がDAUERの同径機(姉妹機)を手に入れてまして、FBの『ダウエル研究所』で問い合わせしましたので、何か分かるかもしれません。
https://www.facebook.com/groups/352247912980622
あと思ったのは、高橋の6.5㎝用の鏡筒に7.7㎝を組んだのかなと?
飽くまでも推測ですが・・・
Re: COPITAR T-705D
家のクリアー光学の6cmF15をチェックすると絞りが小さ過ぎで有効径は4.5cmくらい?プリンス光学の4cmF20は有効径3cmくらい。3Bチビテレ類はドローチューブを繰り込むと有効径3.3cmくらい。(ドローチューブ先端が対物レンズ裏側に到達するケースあり。)これは網羅的にチェックしないと。。。
反射だと買ってはいけない114mmF4.5(500mm)は斜鏡径20mmくらいで有効径6cmくらい。ビクセンの10cmF8(GPE-R100M)は斜鏡が小さく、有効径が9cmくらい・・・調べ始めるときりがないのが恐ろしい。
反射だと買ってはいけない114mmF4.5(500mm)は斜鏡径20mmくらいで有効径6cmくらい。ビクセンの10cmF8(GPE-R100M)は斜鏡が小さく、有効径が9cmくらい・・・調べ始めるときりがないのが恐ろしい。
Re: COPITAR T-705D
みなさんこんばんは。
田中先生から返信ありました。
https://www.facebook.com/groups/3522479 ... &ref=notif
やはり絞りが小さすぎて有効径6㎝なかったそうです。
田中先生から返信ありました。
https://www.facebook.com/groups/3522479 ... &ref=notif
やはり絞りが小さすぎて有効径6㎝なかったそうです。